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Nomad SIMの評判 料金・速度・メリットやデメリット・解約方法まとめ

Nomad SIMは、2019年7月にリリースされましたが、現在でもシンプルなプランや利用者目線のサービスでSNSを中心に話題です。

 

新たにプリペイドで使い切り型のサービスが開始したので調査しました。ノマドシムプリペイドは、海外からの一時帰国など短期間だけ利用したい方にハマるサービスです。特に今まで日本ではギガ単位でデータを買えるサービスがほとんどなかったため画期的だと思います。

 

ノマドシムプリペイド以外にも、通常のNomad SIMの評判や、料金、メリットやデメリットを書いています。

 

 

Nomad SIMの料金プランと速度

Nomad SIMとは?

 

Nomad SIM

 

Softbank回線を利用した、国内向けデータ通信専用のSIMサービスです。利用する場合は、SIMフリーの携帯電話やタブレット、ポケットWiFiなどで利用が可能です。

 

通常のプラン

Basic Plan(ベーシックプラン) Pro Plan(プロプラン)
契約事務手数料 3,000円 3,000円
月額料金 3,600円 4,800円
データ容量/月 100GB 300GB
解約金 0円 0円
通信回線 Hybrid 4G LTE Hybrid 4G LTE
通信速度 下り最大187.5Mbps/上り最大37.5Mbps 下り最大187.5Mbps/上り最大37.5Mbps
対応機種 SIMフリー端末 SIMフリー端末

 

※すべて税別価格

 

Nomad SIMを利用する場合の初期費用は、申し込み時に必要な契約事務手数料として、3,000円(税別)が必要です。また、利用プランは利用するデータ容量に合わせた2種類となっています。公式ホームページを見てもシンプルな表記で、オプションやややこしい料金表示がないのが特徴的です。

 

またキャンペーン等も行わず、表記の値段だけを謳っていますので、利用する際はどちらかを選択するだけとなります。

 

データ容量は100GB、300GBのプランですが、Softbank管理の回線の為、場合によっては決められた容量を少し超えても、利用できる場合がある様です。また、契約期間や解約金も設定されておらず、1ヶ月単位で利用できるのも特徴です。

 

ノマドシムプリペイド(新たに追加されたプラン)

データ(ギガ)量 3GB 10GB
月額料金 2,600円 3,400円
通信回線 SoftBank 4G LTE SoftBank 4G LTE
対応端末 SIMフリー端末 SIMフリー端末
使用期限 最大90日間 最大90日間
SIMサイズ 全サイズ対応 全サイズ対応
解約/返却 不要 不要

 

Nomad SIMの使い方

Nomad SIMには、4通りの使い方があります。

  • 1.WiFiルーターとして使用
  • 2.デュアルSIM対応のスマホに使う
  • 3.タブレットで使う
  • 4.ノートパソコンで使う

 

使い方@:WiFiルーターとして使用

Nomad SIMは、SIMフリーのモバイルWiFiに挿して使用することができます。

 

SIMフリーのモバイルWiFi端末は、ネット通販などで購入することができます。バリエーションはモバイルタイプだけではないので、自宅だけで利用するときはホームタイプのものを選ぶことも可能です。

 

市販の主なホームタイプのWi-Fiルーター
  • NEC Aterm MR05LN(モバイルタイプ) Amazon
  • 富士ソフト FS030W(モバイルタイプ) Amazon
  • NEC Aterm PA-HT100LN(ホームタイプ) Amazon

 

使い方A:デュアルSIM対応のスマホに使う

Nomad SIMは音声通話に対応していないので、デュアルSIM対応のスマホに使うことがおすすめです。「デュアルSIM」とは、1台のスマホにSIMカードを2枚挿せる端末のことです。

 

1枚目のSIMカードは音声通話のある格安SIMにして、2枚目をNomad SIMにすればデータ容量の大きなスマホが完成します。デュアルSIMだけでなく、SIMカードを1枚しか挿せないシングルSIMでも使うことはできます。

 

使い方B:タブレットで使う

SIMフリーなら、iPadやAndroidタブレットも利用できます。スマホと同様に、SIMロックがかかっている状態では使用できないので注意が必要です。

 

使い方C:ノートパソコンで使う

SIMフリーなら、ノートパソコンでも使うことができます。ノートパソコンはWiFiに接続して利用するイメージが強いですが、Nomad SIMを差し込めばノートパソコンだけでどこでもインターネットに接続できます。

 

Nomad SIM SNS上での悪い評判

 

 

 

悪い評判の中で最も多かったのは、「サイトがメンテナンス中で申し込めない」という意見でした。

 

サイトがメンテナンスから復旧してはすぐに再びメンテナンス中になってしまうので、(2019年12月27日時点では)Nomad SIMのプリペイドしか申し込みはできません。

 

こちらについては、「Nomad SIMを利用するデメリット」で詳しく解説します。

 

次に、「通信速度が遅い時間帯がある」という意見もありました。使用環境や使用する時間帯によっては通信速度が低下してしまうこともあります。
「通信制限があるから利用を中断している」という意見もありました。毎月の通信量が多い人には、100GBや300GBといった上限が設定されているNomad SIMは向いていないといえます。

 

SNS上でのその他の悪い評判

 

時には、通信速度が落ちてしまうこともあるようです。あくまでもソフトバンクの電波なので、接続する場所や条件によっては遅くなることもあります。

 

 

中には、「料金が高い」と感じるユーザーもいました。データ容量に関しては他社の方がもっと大きかったり制限がなかったりするので、人によっては割高に感じるかもしれません。

 

 

Nomad SIMiのデメリットが気になる方は、こちらを参照にしてみて下さい。データ通信無制限や、SIMのみレンタルのサービスは他にもたくさんあり、それぞれに特徴があるため、自分の使い方にいちばんあったサービスが見つかると思います。

 

Nomad SIM SNS上での良い評判

 

 

 

良い評判では、「通信容量の多さ」「使用期間の長さ」などの意見が多く寄せられています。

 

他社の使い放題プランでも100GBまで使用すると制限がかかることもありますが、Nomad SIMのように300GBで契約すると制限を気にする必要がなくなります。また、「通信速度が速い」という声も散見しました。

 

通信量の節約のためにフリーWiFiを頻繁に利用していた人なら、Nomad SIMを利用することで特に速く感じるはずです。(フリーWiFiの通信速度はキャリア3社で平均19.7Mbps、キャリア以外で平均36.3Mbps ※ICT総研調べ)

 

その他のSNS上での良い口コミ

 

格安SIMの弱点といわれる「昼間の時間帯でも快適」という声もありました。

 

 

Nomad SIMに使用されるソフトバンクの電波は「サービスエリア内であっても、トンネル、地下、建物の中、山間部などの電波の弱い場所や境界付近では、ご利用になれない場合があります」と注意しています。

 

しかし、山間部でも場所によっては問題なく電波を受信しています。

 

 

従来の大手キャリアからNomad SIMに変更して、快適になったという意見もありました。データ容量が大きいので、制限がかかりにくいことも関係しているものと思われます。

 

 

Nomad SIMを利用するデメリット

  • 1.音声通話には対応していない
  • 2.支払方法がクレジットカードだけ
  • 3.テザリングについては動作保証とサポートの対象外
  • 4.他社と比べて月額料金が高い
  • 5.SIMカードのプランは申し込みできない(2019年12月現在)
  • 6.APNの設定が面倒
  • 7.サポートが弱い
  • 8.初期契約解除の期間が短い

下記から、詳しく見ていきましょう。

 

デメリット@:音声通話には対応していない

通話もインターネットも1枚のSIMカードで済ませたい人には、Nomad SIMは不向きです。

 

格安SIMとして利用する場合、デュアルSIM対応の端末でないと実用性に欠けてしまいます。無料通話アプリもありますが、通話品質は高くないうえ固定電話にかけるときは不便です。

 

デメリットA:支払方法がクレジットカードだけ

口座振替での支払いを希望している人には、Nomad SIMは向いていません。クレジットカードのみで、デビットカードやプリベイトカードにも対応していないからです。

 

使えるクレジットカードの種類は、VISA、Master Card、AmericanExpress、JCB、ダイナーズクラブです。

 

メリットB:テザリングについては動作保証とサポートの対象外

テザリングでの使用を中心に考えている人は、Nomad SIMを避けた方が無難です。そもそもNomad SIMにはテザリングオプションを用意しておらず、使用するデバイスのテザリング機能を使う必要があるからです。

 

そのため、動作保証やサポートの対象外となってしまいます。ちなみに、各端末のテザリング使用可否は以下のようになっています。

  • iOS(iPhone/iPad):使用できな
  • Android:テザリングまたはポーダブルWiFiアクセスポイントの設定で使用可能(機種による)
  • その他の端末:SIMフリーモバイルルーターなら使用可能

 

デメリットE:他社と比べて月額料金が高い

同じ月間容量なら、他社のほうが安い場合もあります。以下は、100GBのSIMカードを提供しているWiFiサービスでの比較です。

Nomad SIM Chat WiFi FUJI WiFi
月額料金 3,600円 2,980円 3,480円

※Chat WiFiは無制限でも100GB以降に128Kbpsの制限がかかる

月額料金は、Chat WiFiと比べて600円、FUJI WiFiと比べて120円も高額であることがわかります。では、300GBのSIMカードを提供しているWiFiサービスと比べるとどうでしょうか。

Nomad WiFi モナWiFi ハッピーWi-Fi
月額料金 4,200円 4,500円 3,980円

300GBの月額料金では、モナWiFiより300円安くハッピーWi-Fiより200円高いことがわかります。つまり、Nomad SIMの月額料金は両者の中央値くらいです。

 

そもそも100GBや300GBのSIMカードをレンタルしているWiFiサービスは少ないものの、安さを重視するならNomad WiFiにするメリットはあまりありません。

 

ハッピーWi-Fiの良い評判と悪い評判 プラン別(ギガ別)の利用料金

 

「安い料金でSIMカードを使いたい」という人には、他社WiFiサービスの利用をおすすめします。他社と比べて月額料金が高額であることが、Nomad WiFiの大きなデメリットです。

 

デメリットF:SIMカードのプランは申し込めない(2019年12月現在)

2019年12現在、申し込み窓口である公式サイトはメンテナンス中です。そのため、Nomad SIMのSIMカードの申し込みはできません。

 

Nomad SIM メンテナンス中

引用:Nomad SIM公式サイト

 

人気が高く、在庫の数がないために公式サイトをメンテナンス中にしているという情報もありました。受付を再開しても、すぐに締めきってサイトを封鎖するようです。

 

 

現在、申し込みができるのは「ノマドシムプリペイド」だけです。ノマドシムプリペイドのメリットやデメリットについては、後述します。

 

「Nomad SIMのSIMカードが欲しい」という人は、現時点で申し込みができないためノマドシムプリペイドにするか他社のSIMカードを使うしかありません。

 

デメリットG:APNの設定が面倒

SIMカードを端末に挿すときは、APN設定が必要です。

 

  • APNとは:「Access Point Name」(アクセスポイントネーム)を略したもの。
  • APS設定とは:端末にインターネットの接続先を認識させるための設定を指します。

 

Nomad SIMのSIMカードも例に漏れず、端末に挿したときにAPN設定をしなければなりません。

 

しかし、スマホに挿す場合のAPN設定はiOSよりもAndroidには手間がかかってしまいます。FS030WとスマホのOSごとの設定方法を、下記で説明します。(インターネット接続状態で行うこと)

 

FS030WのAPN設定方法
  • FS030WにSIMカードを挿す
  • 「FUJISOFT」とディスプレイに表示されるまで電源ボタンを押す
  • 待機画面になったら電源ボタンを4回押してディスプレイを変更させる
  • 「プロファイル」画面で「QTmobile」に「チェック(*)」が入っていることを確認する

チェックが入っていれば、APN設定は正しく行われています。

 

FS030WのAPN設定

※引用:富士ソフト公式サイト

 

iOSのAPN設定方法
  • iPhone/iPadにSIMカードを挿す
  • WiFiに接続して「Safari」を起動させる
  • Nomad SIMが準備しているプロファイルダウンロードページを開く
  • プロファイルをダウンロード/インストールする

プロファイルのURLは、使用するSIMカードの事業者によって異なります。「設定>一般>プロファイル」から、プロファイルを管理することができます。

 

AndroidのAPN設定方法
  • スマホの設定画面を開く
  • 設定画面の「無線とネットワーク」から「モバイルネットワーク設定」を選択
  • 「アクセスポイント名」を選択する
  • 「APN」の一覧画面から「新しいAPNを追加する」を選択
  • 「アクセスポイントの編集」からNomad SIMの情報を入力する
  • 「保存」を選択する
  • 「APN」一覧画面からNomad SIMのAPNを選択する

アクセスポイントの編集では、「名前」「APN」「ユーザー名」「パスワード」「認証タイプ」などの項目の入力が必要です。Nomad SIMから通知された情報を、その編集画面へ入力してください。

 

デメリットH:サポートが弱い

Nomad SIMには、電話サポートが用意されていません。

 

他社の場合は電話サポートとWEBでの問い合わせの両方が用意されていることがほとんどですが、Nomad SIMはメールでの問い合わせにしか対応していないのです。

 

Nomad SIM ネクストモバイル Hi-ho GoGo WiFi
問い合わせ メール 電話/WEB/チャット/メール 電話/WEB/メール
電話の受付時間 - 11:00〜18:00 9:00〜18:00

メールでの問い合わせにしか対応していないので、急を要するトラブルが起こったとしても返答はすぐに得られない可能性があります。

 

実際、公式サイトの問い合わせフォームにも返答は「1〜3営業日以内」と記載されています。

 

Nomad SIM サポート

引用:Nomad SIM公式サイト

 

「電話で要件を伝えたい」という人は、メールでの問い合わせで我慢するか他社のWiFiサービスを利用するしかありません。サポートが弱いことも、Nomad SIMのデメリットです。

 

デメリットI:初期契約解除の期間が短い

Nomad SIMの初期契約解除の期間は、7日間しかありません。

 

※初期契約解除:クーリングオフのような制度で、ユーザーの都合で返却できて料金も返金される

 

電気通信事業法という法律で定められた初期契約解除の期間に則り、他社は8日以内としていることがほとんどです。中には、8日以上のキャンセル期間を設けているWiFiサービスもあります。

 

ポケットWiFi キャンセル期間が長いサービス
  • Nomad SIM:7日以内
  • GMOとくとくBB:20日以内
  • ギガトラWiFi:21日以内

一般的には、キャンセル期間は受取から返却までと定めているため、Nomad SIMは実質6日ほどしかSIMカードをお試しで使うことはできません。

 

Nomad SIM 利用規約

引用:Nomad SIM公式サイト

 

ただし、Nomad SIMは、他社と違って違約金はかからないうえ初期契約解除を使っても事務手数料はかかるので、1ヶ月や2ヶ月で解約しても大きな負担にはならないでしょう。

 

「最低でも1週間はお試しで使って実用性を確かめたい」という人は、キャンセル期間を長く設定しているWiFiサービスの利用をおすすめします。

 

デメリットH:休止がない

Nomad SIMは利用期間の制限がないため、いつでも解約可能です。ただし、一度解約して再度使い始める場合はその都度3,000円の契約手数料がかかります。

 

ですので、海外在住者の一時帰国などスポット的なwifiサービスを必要としている人には向きません。

 

Nomad SIMを利用するメリット

  • 1.対応エリアが広い
  • 2.上限までの通信制限がない
  • 3.契約期間の縛りがない
  • 月額料金が一定
  • 大容量の通信が可能
  • 申し込み完了からすぐにSIMカードが届く

下記から、詳しく解説していきます。

 

メリット@:対応エリアが広い

郊外にお住まいの人には、Nomad SIMが最適です。ソフトバンクの電波は、900MHz〜2.1GHzの低・中周波数帯域だからです。

 

低周波数帯の電波は「障害物に強い」という特徴があるため、基地局からの電波が山間部で遮られにくいといえます。逆に高周波数帯域の電波は山間部に遮られてしまうことから、エリアが狭くなりがちです。

 

メリットA:上限までの通信制限がない

休日に集中してインターネットを利用する人にも、Nomad SIMがぴったりです。3日で10GBなどの制限がなく、上限に達するまでは通信制限にならずに使えるからです。

 

短い期間にネットサーフィンや動画の視聴で、Nomad SIMが提供する100GBや300GBに達するのは難しいといえるでしょう。急に通信制限がかかり、ストレスが溜まるということは少ないといえます。

 

メリットB:契約期間の縛りがない

お試し感覚で利用してみたい人にも、Nomad SIMが向いています。Nomad SIMの契約には、他社のような2年間や3年間の「縛り」がないからです。

 

つまり、Nomad SIMの解約には解約金がかからないので、初めて格安SIMを利用する人にも手軽に試すことができます。契約期間の縛りがないことも、Nomad SIMのメリットです。

 

ただし、再契約する際はSIMの登録手数料3,000円がかかります。

 

メリットC:月額料金が一定

Nomad SIMは、契約期間内に月額料金が変動することはありません。たとえば、WiMAXの一部プロバイダやどんなときもWiFiなどは割引の適用により、月単位や年単位で月額料金が上がっていきます。

 

割引の適用で安いのは最初の数ヶ月や数年だけで、使い続けるほど月額料金は高くなります。特にどんなときもWiFiは契約期間後に月額500円も増えるので、何となく続けないよう注意が必要です。

 

ポケットWiFi各社の月額の変動
  • Nomad SIM:3,600円(100GB)
  • Broad WiMAX:1〜2ヶ月目:2,726円/3〜24ヶ月目:3,411円/25ヶ月目以降:4,011円
  • どんなときもWiFi1〜24ヶ月目:3,480円/25ヶ月目以降:3,980円

「いつの間にか料金が増えないでほしい」「月額料金は単純だと把握しやすい」という人には、料金が変動しないWiFiサービスをおすすめします。

 

月額料金が一定であることが、Nomad SIMのメリットです。

 

メリットE:大容量の通信が可能

Nomad SIMの通常プランは、100GB/300GBです。

 

特に300GBのプランなら使い放題プランよりも快適に利用できることがあります。一部のWiFiサービスでは、使い放題プランでも100GB前後から制限がかかることもあるからです。

Nomad SIM Chat WiFi SAKURA WiFi ギガトラWiFi
制限までの容量 100GB/300GB 月100GB 月100〜200GB 月100〜200GB

つまり、使い放題プランであっても月100GBで制限がかかれば「実質100GB」であるため、Nomad SIMの「300GB」のほうが通信量をたくさん使えることになります。

 

「毎月の通信量が多い」「使い放題でも制限をかけてほしくない」という人は、使い放題ではなく月300GBプランにするという方法も効果的です。

 

大容量通信が可能なことも、Nomad SIMならではのメリットといえるでしょう。

 

メリットF:申し込み完了からすぐにSIMカードが届く

Nomad SIMなら、平日12時までの申し込みで当日発送に対応しています。他社のWiFiサービスでも当日発送に対応している場合は多いですが、「翌日以降」にしか対応していないものもあります。

 

商品の発送
  • Nomad SIM:最短当日
  • 縛りなしWiFi:最短翌日
  • NOZOMI WiFi:3営業日以内

当日中に発送してもらえると、関東なら最短で翌日にはSIMカードが到着します。「申し込み後すぐに使いたい」という人は、当日の発送に対応したWiFiサービスがおすすめです。

 

ただし、土日祝や平日の12時以降の申し込みは次の営業日の発送になるので、申し込むタイミングには注意してください。申し込み後すぐにSIMカードが届くことも、Nomad SIMのメリットです。

 

SIMのみ契約 vs 端末買取型 SIMのみのデメリット

  • WiFiルーターを自分で用意する必要がある
  • 申し込みは本人確認が必要
  • プリペイドは送料がかかる(300円)

 

下記から、詳しく見ていきましょう。

 

デメリット@:WiFiルーターを自分で用意する必要がある

Nomad SIMは、SIMカードのみのレンタルだからです。

 

WiFiルーターとして活用する場合は、端末を自分で購入する必要があります。一部のWiFiサービスでは、ルーターがセットになっているうえに「端末代が無料」というものもあります。

自分でWiFiルーターを購入する場合は、ネットでも安くて10,000〜25,000円ほどです。端末代を、SIMカードの初期費用やレンタル代とは別に用意しなければなりません。

NEC Aterm MR05LN 富士ソフト FS030W NEC Aterm PA-HT100LN
Amazon/楽天購入価格 23,619円 14,800円 12,738円

※2019年12月調査時点での価格

 

「端末にお金をかけたくない」「端末を別に購入することが面倒」という人は、ルーターがセットになったWiFiサービスを利用しましょう。WiFiルーターを自分で用意する必要があることが、Nomad WiFiのデメリットです。

 

デメリットA:申し込み時は本人確認が必要

以下は、Nomad SIM申し込みに必要な本人確認書類です。

  • 免許証(表面と裏面の2点が必要)
  • パスポート
  • マイナンバーカード
  • 健康保険証
  • 住民基本台帳カード
  • 在留カードもしくは外国人登録証明書

上記のうち1点の写真を撮って、申し込みフォームにアップロードしなければなりません。

 

Nomad SIMだけでなくChat WiFiなど「SIMカードだけをレンタルしているWiFiサービス」では、クレジットカード決済なのに本人確認が必要になるケースがほとんどです。

 

一方の買取型WiFiサービスでは、本人確認を必要とすることはあまりありません。

 

本人確認
  • Nomad SIM:必要
  • Hi-ho GoGo WiFi:不要
  • ネクストモバイル:不要

「本人確認を用意できない」「画像をアップロードすることが面倒」という人は、買取型WiFiサービスのほうが向いています。

 

申し込み時に本人確認が必要なことも、Nomad SIMのデメリットです。

 

デメリットB:プリペイドは送料がかかる

Nomad SIMは、プリペイドなら300円の送料がかかります。高額とはいえない料金ですが、買取型WiFiサービスは送料が無料であることがほとんどです。

 

送料
  • Nomad SIM:300円
  • Hi-ho GoGo WiFi:無料
  • ネクストモバイル:無料

購入するたびに300円の送料がかかるため、実質のプリペイド購入金額は3GBで2,900円、10GBで3,700円といえます。そもそもプリペイドの販売は少ないですが、「送料を払うのがもったいない」という人は他社のプリペイドを購入するしかありません。

 

Nomad SIM 送料

引用:Amazon

 

プリペイドは送料がかかることも、Nomad SIMのデメリットです。

 

SIMのみ契約 vs 端末買取型 SIMのみ契約のメリット

  • オプションの強制加入がない
  • プリペイドは支払い方法が豊富
  • プリペイドなら月単位で料金を支払わなくてもいい

下記から、詳細を見ていきましょう。

 

メリット@:オプションの強制加入がない

Nomad SIMは、補償やセキュリティのオプションに加入する必要はありません。一部の買取型WiFiサービスでは、契約時にオプションの加入を強制している場合もあります。(強制でなくても割引や特典が受けられないなど)

 

オプションの強制加入
  1. Nomad SIM:なし
  2. GMOとくとくBB:公衆無線LAN・安心サポート
  3. Broad WiMAX:安心サポートプラス・My Broadサポート・いつでも解約サポート


  4. オプションの強制加入により、初期費用が高くなってしまったり解約忘れでオプション料を支払い続けてしまうリスクがあったりしますが、Nomad SIMならそうした心配はありません。

     

    「オプションを付けたくない」「費用を最小限に抑えたい」という人には、オプション加入のないWiFiサービスを選びましょう。オプションの強制加入がないことも、Nomad SIMの大きなメリットです。

     

    メリットA:プリペイドは支払い方法が豊富

    ノマドシムプリペイドは、5種類の支払方法に対応しています。買取型WiFiサービスの多くは、1〜2種類であることがほとんどです。

     

    支払方法
    • Nomad SIM(プリペイド):クレジットカード・PayPal・楽天ペイ・キャリア決済・コンビニ決済
    • Hi-ho GoGo WiFi:クレジットカード
    • Chat WiFi:クレジットカード

    ※Chat WiFiには端末買取のプランもある

     

    さまざまな種類の選択肢があるため、他社WiFiサービスの支払いのようにクレジットカードを用意する必要はありません。(クレジットカードを新規で作成するには2週間前後かかる)

     

    事情があってクレジットカードを作れない人でも、問題なくNomad SIMのプリペイドを利用することができます。プリペイドは支払方法が多いことも、Nomad SIMの大きなメリットです。

     

    メリットB:プリペイドは月単位で料金を支払わなくていい

    Nomad SIMのプリペイドなら、必要な容量を必要なだけ買えるからです。買取型WiFiサービスはほとんどが月額で支払っているので、契約中は必ず料金が発生します。

     

    つまり、買取型WiFiサービスは「ほとんど通信しなかった月」も「膨大に通信量を使った月」も同じ料金が発生してしまいます。

    Nomad SIM Hi-ho GoGo WiFi Chat WiFi
    料金体系 プリペイド/月額 月額 月額
    料金 3,400円 月額3,355円 月額3,380円

    ※Nomad SIMはプリペイドの10GB、Hi-ho GoGo WiFiは通常プラン、Chat WiFiは端末がセットのプランの料金

     

    たとえば、Nomad SIMの10GBを購入していて3ヶ月かけて使い切ったとしても、3,400円しか支払う必要はないのです。この例なら、1ヶ月に1,100円ほどしか使っていない計算になります。

     

    料金の安さに定評のあるHi-ho GoGo WiFiでも3ヶ月間の料金は10,065円で、多く使ってもあまり使わなくても同じ料金を支払わなければなりません。

     

    ちなみに、プリペイドは購入から最大90日間まで使用することができます。月額料金がかからないプリペイドがあることも、Nomad SIMのメリットです。

    Nomad SIMの解約方法

    • 1.Nomad SIMの「ご解約フォーム」にアクセスする
    • 2.必要な事項を入力する
    • 3.「確認画面へ」をタップ
    • 4.確認して問題がなければ送信する

     

    「必要な事項」は、以下のとおりです。

    • ご契約者様名義(漢字)
    • ご契約時メールアドレス
    • ご契約時お電話番号
    • 解約月(当月、翌月から選択)

     

    Nomad SIMの運営会社

    Nomad SIMは、「株式会社Nomad Works」が運営しています。

     

    会社概要

    • 本社:〒104-0061 東京都中央区銀座1-13-1 ヒューリック銀座一丁目ビル4F
    • 電話番号:03-6403-4522
    • メール:info@nomad.Inc
    • 設立:令和元年5月21日
    • 資本金:1,000,000円
    • 電気通信事業届出番号:A-01-17337

    2019年5月21日に設立されたばかりの会社なので詳細な情報は少ないですが、著名ブロガーのワロリンス氏が運営に携わっています。Twitterでワロリンス氏に問い合わせれば、回答を得ることができるようです。ワロリンス氏のTwitter:https://twitter.com/warorince

     

    Nomad SIMの評価

    SNSやWEB上の評判では、悪い評判よりも良い評判が圧倒的に多い印象を受けました。Nomad SIMは使い方のバリエーションも多いので、工夫次第では便利な方法や節約できる方法がみつかるかもしれません。

     

    Nomad SIMの運営者は、通信業界も経験がありブログ等もされている方のようです。ユーザー目線のサービスで、ホームページもすっきり見やすいことも納得できます。しかし、まだリリースされたばかりのサービスで、利用者が増えてきた時のサポートや、通信速度の状態なども今後どうなるのか気になるところです。

     

    解約手数料がかからない(契約手数料は3,000円)ので、気軽に試す事も出来ます。

 

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