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JPWiMAXの評価

JPWiMAXは3年間利用した際の合計料金が、GMOとくとくBBに次いで安いプロバイダです。キャッシュバック(Amazonギフト券)の受取時期と、手続きの簡便さを考えると、WiMAXに詳しい人ほどGMOとくとくBBよりもJPWiMAXを選ぶと思います。

 

実際に申込みが増えており、現在は端末が品薄になっているようです。

 

ただし、端末がレンタルであるため解約時に返却が必要であったり、auスマートバリューに対応していない等、細かいところに弱さがあるのも事実です。運営元はしっかりしているため、速度や回線周りの不安はありませんが、契約を考えるのであればJPWiMAX特有のデメリットについては押さえておきたいところです。

 

 

ちなみに、JPWiMAXを運営するのは、世界150ヵ国以上でWifiや公共無線LAN等を提供する、FON社の日本法人です。

 

JPWiMAXのキャンペーンと料金プラン

現在のキャンペーン特典

JPWiMAX

  • @月額料金割引キャンペーン
  • A「総額10,000円Amazonギフト券」キャッシュバックキャンペーン
  • B全端末(W06、W05、L02)が無料

 

料金プラン

 

プロバイダ名(ギガ放題) 月額1〜2ヶ月目 月額3〜12ヶ月目 月額13〜24ヶ月目 月額25〜36ヶ月目 3年間合計利用料
JPWiMAX 2,800円 3,500円 3,500円 4,100円 131,800円
UQWiMAX 3,696円 4,380円 4,380円 4,380円 156,312円

初期費用と申し込み方法


※JPWiMAXの初期費用は、契約事務手数料の3,000円(税別)のみです。

 

申し込み方法は、ホームページから申し込み手続きを行うと、端末が登録住所へ最短翌日発送されます。そして、到着した端末を受け取り、設定を行うと利用開始となります。初月の利用料は、この利用開始日からの日割りとなり、翌月以降から月ごとの利用料が必要になります。

 

キャンペーンの適用条件

3年契約が条件です。月額料金割引キャンペーンとB端末0円キャンペーンについては、WEB申し込みの際に自動的に適応されます。

 

10,000円Amazonギフト券」キャッシュバックの申し込み方法

 

WEBから申し込みをすると申し込み完了メールが送付され、メール内に「ギフト券申請URL」の記載があります。ルーター端末が自宅に届くと、端末に「契約ID」の記載があります。「ギフト券申請URL」に「契約ID」を利用してログインすることができ、専用ページでキャッシュバックの手続きをすれば、準備完了です。

 

土日を除く、最短即日で発行され、 Amazonギフト券のコードがメールで届きます。キャンペーン特典は月によって変わる可能性がありますので、タイムリーな情報は公式サイトで確認ができます。

 

<JPWiMAX 公式サイト>

 

他のプロバイダとの料金比較

JPWiMAXもその他のプロバイダも3年間の自動更新です。

 

プロバイダ間の「利用エリア」や「速度」、「端末」については同じですので、月々の利用料金とキャンペーン、サポート内容が重要です。サービスごとに料金設定は違ってきますので、代表的なプロバイダと比較してみましょう。

 

プロバイダ名(ギガ放題) キャッシュバック 特徴 3年間の利用料金合計
JPWiMAX 10,000円 Amazonギフト券端末受け取り後手続き可 121,800円
UQWiMAX 3,000円 ‐‐‐‐‐‐ 153,312円
GMOとくとくBB 32,000円 開通から11ヶ月後メール⇒返信月の月末に受取※W06のキャッシュバック金額は32,000円 120,160円


現在実施のキャンペーンを適応した3年間の利用料だと、GMOとくとくBBが一番安くなります。ただし、キャンペーン(利用料金の安さ)で選ぶのであれば「適応条件」、「特典受取の方法」、「解約手続きの方法」は必ずチェックが必要です。

 

例えばJPWiMAXのAmazonギフト券は申し込み後に端末を受け取り、すぐに手続きし受取ることができます。対して、GMOとくとくBBのキャッシュバックの場合は、開通後11ヶ月利用した後の手続き開始、受取は更に後になります。

 

開通後、キャッシュバック受取りまでの期間が長いものは、手続き忘れなどで受け取らない方も多くいる様です。またプロバイダアドレスなど、普段あまり利用しないメールへ手続きの案内があり、見落とすケースも少なくありません。キャンペーン割引については、条件から手続き、受け取り方法まで、事前にしっかりと確認しておくことをお勧めします。

 

 

JPWiMAXの良い評判

JPWiMAXを現在利用しているユーザーは、どんな感想を持っているのでしょうか?主観的な意見も多いTwitterですが、参考までに確認してみましょう。

 

 

ユーザーが一番喜んでいたのは、Amazonのギフト券でした。比較的早くキャッシュバックが受けられるので、お得感もあります。

 

 

 

プロバイダー毎に、時期によってキャンペーンや割引額が変わるのもWiMAXには良くあります。この方もじっくり比較して、結局期間限定のキャンペーンが決め手になったようですね。

 

 

WEB上での悪い評判

続いて現在のユーザーの不満の声も確認していきましょう。利用方法や環境等によっても、速度など変わるものもあるので、こちらも参考程度に確認しましょう。

 

 

通常は、申し込みから最短翌日で発送される端末ですが、現在は端末の在庫不足などで発送が大きく遅れている様です。価格の安さやキャンペーンの人気などで、急に申し込みが増えた場合などに見られる現象です。早く利用したい方は、注意が必要です。

 

 

この方は色々比較検討した結果、途中解約の際の違約金の高さが決め手になって、別のサービスを選んだようです。先程ご説明した通り、2年以内解約は端末代金も別途必要になるので、十分に注意しましょう。

 

 

最近多くなっているユーザーの声が、サポートが悪いという内容でした。申し込みが増え、整備が追いついてないのかもしれませんが、サポートも重視する方は、今後の対応も確認しておいた方がいいかもしれません。

 

JPWiMAXのメリット

キャッシュバックが受け取りやすい

 

ユーザーの声にもあった通り、キャッシュバックが申し込み後、端末受取後すぐに受け取れるのは大きなメリットです。GMOとくとくBBやBIGLOBEなど、利用開始から約1年後に手続きが必要だともらい忘れるリスクが高まります。

 

長期的なコストが安い

3年利用した場合の合計で見ても、WiMAXプロバイダの中でも利用料は安く設定されています。特典も含めて安く利用できるのは、大きな特徴の一つです。

 

オプションの契約が不要

他のWiMAXのプロバイダでは、契約時に無料のオプションが設定されている場合が多いですが、JPWiMAXの場合はオプションなしでの契約も可能です。契約後のオプションの解約の手間や、解約忘れによる不要な出費の心配がないのもメリットと言えるでしょう。

 

8日以内解約なら違約金が掛からない

冒頭でも少しご紹介しましたが、JPWiMAXの場合、契約から8日間以内の解約の場合は違約金支払いの必要がない、初期契約解除制度があります。

 

契約事務手数料は返金されない様ですが、利用に充分な電波がない場合等は8日間以内であれば、スムーズに解約ができます。期間が限定されていますので、届いたらすぐに開封して、電波や機器のチェックをした方が良いでしょう。

 

JPWiMAXを利用する際の注意点(デメリット)

申し込み後の端末発送が遅い

申込みから到着までに時間がかかるケースがあるようです。

 

その場合は通常利用するルーターではなく、一旦代替え機が送られてくるケースもあります。ネット回線や、ルーターの切替で申し込みされる際は、事前に配送状況等の情報を集めておくと安心です。

 

建物、利用環境によって速度低下が大きい

JPWiMAXだけではなく、WiMAX回線の全般的な特徴として、利用環境によって大きく速度低下する場合があります。

 

特に建物の材質や地下、ユーザの多い地域等では通信の速度が低下する事もあります。対策としては、地下や建物にも強いLTE回線を利用して、状況に応じて切り替えを行いながら利用するのがお勧めです。

 

LTEは上限が月7Gですので、注意してご利用下さい。

 

auスマートバリューmineに対応していない

au携帯を利用している方のみですが、回線とau携帯セット利用で最大1,000円割引になる、auスマートバリューmineが利用できません。

 

WiMAXのプロバイダはほとんどauスマートバリューに対応しているため、デメリットと言えるでしょう。

 

違約金が高い!端末返却に注意

JPWiMAXの最大のデメリットは、解約の際の違約金が高額であることです。例えば契約から半年で解約した場合、違約金として3万円。更新月を過ぎた3年目以降の解約の場合も、9,500円の違約金が必要になります。

 

そして2年以内解約の場合は、端末の返却が必要になりますが、端末返却をしなかった場合は、端末代金として「2年の利用期間のうちの残り月数×1600円」が追加で必要となります。

 

例えば契約から半年で解約し、端末返却しなかった場合は、30,000円(違約金)+28,800円(端末)の合計で、57,200円も解約の際に請求される計算となります。

 

解約方法と端末の返却について

JPWiMAXを解約する方法は、フリーダイヤルへの電話か、ホームページ問い合わせフォームからの手続きかの2通りになります。

 

手続きをすると、更新月以外の解約場合は違約金等の説明と、請求が行われます。2年以内解約の場合は、端末の返却が必要となるので、返却ルールや手順などの案内があり、解約となります。

 

違約金と端末の返却には注意

 

まず「違約金」については、基本的に3年間の契約となっており、更新月(端末到着の月を入れて37ヶ月目)以外の解約の場合は、解約金9,500円〜30,000円が請求されます。

  • 12ヶ月未満30,000円
  • 13〜36ヶ月目25,000円
  • 更新月解約0円
  • 更新月以降解約9,500円

 

もう一点確認するべきは「端末料金」です。JPWiMAXの場合は、利用開始から2年間の間は、モバイルルーターはレンタルで利用する仕組みとなります。その為、2年以内解約の場合はルーターの返却が必要になります。この時ルーターの返却をしなかった場合は、「2年間の利用までの端末の残り月数×1600円」が請求されることになります。

 

2年以上利用した場合は、ルーター返却の必要もなく端末料金はかかりません。ちなみに、利用エリアの通信状況が悪いなど、利用してみて満足できない場合は、端末到着後8日以内の場合は、違約金なしでの解約が可能になっています。8日以降は通常の違約金が発生しますので、届いたらまずは不具合がないか、利用して確認して下さいね。

 

2年以内解約だと特に、端末の返却の手間などあり、なかなか契約に踏み切れなくなりますが、そんな方の為にいい方法が一つあるのでご紹介します。

 

1週間無料レンタルで試してみる事ができる

 

それは、「1週間0円レンタル」というサービスです。本来は利用するエリアで、充分な電波が受信できるかを確認する為のサービスの様ですが、費用も必要なく利用できるので、初めての方にお勧めです。また、利用から7日間以内に「返却」か「そのまま契約」かを選ぶことができます。

 

返却の場合は機器返却の送料だけ必要になりますが、他の費用や違約金も一切必要無く利用できます。満足良くサービスだった場合は、新たな手続きをすることもなく、そのまま契約が可能なので、期間さえしっかり把握しておけば、とても便利なお試しサービスです。

 

 

■まとめ
サービスはほぼ同じだけあって、キャンペーンや価格の競争となっているWiMAXですが、JPWiMAXは、キャンペーンの効果もあって現在1.2を争う価格の安さで人気を集めている様です。ある程度サポートを頼らなくても、自分である程度トラブルシューティングできる方には問題ないですが、サポート体制の改善が行われるかも気になるところです。

 

1週間無料レンタルやキャンペーンなど、魅力的なサービスもあるJPWiMAXですが、現在は端末が届くのも少し時間が必要な様なので、回線乗り換えの際は特に、端末が届いてから現在の回線解約をする等、対策した方がいいかもしれませんね。今回の内容を参考にして頂いて、ご自身にぴったりの回線をご利用下さい。

 

 

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