このエントリーをはてなブックマークに追加 

WiMAXのキャンペーンと利用料金総額を比較

回線や端末の在庫が安定しているWiMAXですが、せっかくならお得なキャンペーンを利用したいですよね。

 

しかし、以下のようなお悩みがありませんか。

  • プロバイダが多くて選びきれない
  • どのキャンペーンがお得かわからない

そこで今回は、WiMAXのキャンペーンと利用料金総額を比較していきます。

 

このページを読むとWiMAXのプロバイダをスムーズに選べるので、ぜひ参考にしてみてください。

 

1. 料金表&キャンペーン比較表

  1. 各プロバイダの料金表
  2. キャンペーン比較表

下記から、順番にみていきましょう。

 

1-1 各プロバイダの料金表

以下の表に、各プロバイダの料金をまとめました。

 

プロバイダ 初期費用 月額1〜2ヶ月目 3〜12ヶ月目 13〜24ヶ月目 25〜36ヶ月目
UQ WiMAX 18,000円 3,880円 3,880円 3,880円 -
Broad WiMAX 3,000円 2,726円 3,411円 3,411円 4,011円
So-net WiMAX 3,000円 3,380円 3,380円 4,379円 4,379円
GMOとくとくBB 3,000円 3,609円 4,263円 4,263円 4,263円
BIGLOBE WiMAX 3,000円 4,780円 4,780円 4,780円 -
hi-ho WiMAX 3,000円 3,780円 4,000円 4,000円 4,300円
カシモWiMAX 3,000円 1,380円 3,580円 3,580円 4,079円
JPWiMAX 3,000円 2,800円 3,500円 3,500円 4,100円
Smafi WiMAX 3,000円 3,590円 3,590円 3,590円 3,590円
DTI WiMAX 3,000円 0円 3ヶ月目:2,590円 3,760円 3,760円
4ヶ月目〜:3,760円

※JPWiMAXは受付停止中(2020年7月現在)

 

プロバイダによって、割引の適用期間が異なります。

 

1-2 キャンペーン比較表

以下は、各プロバイダのキャンペーンを比較した表です。

 

プロバイダ キャンペーンのタイプ キャッシュバック金額
UQ WiMAX 特になし -
Broad WiMAX 月額割引 -
So-net WiMAX 月額割引 -
GMOとくとくBB WiMAX キャッシュバック 29,000円
BIGLOBE WiMAX キャッシュバック 15,000円
hi-ho WiMAX 月額割引 -
カシモWiMAX 月額割引 -
JPWiMAX キャッシュバック 10,000円分のAmazonギフト券
Smafi WiMAX 月額割引 -
DTI WiMAX 月額割引 -


ひと括りにキャンペーンといっても、各プロバイダによって還元の方法が異なります。

 

2. プロバイダを選ぶポイント

  1. キャンペーンの受取方法
  2. キャンペーンを含めた総額で判断
  3. auスマートバリュー適用の有無
  4. 契約期間
  5. 違約金
  6. 乗り換えキャンペーンの有無
  7. 端末の在庫
  8. 端末代金の有無

下記から、詳しくみていきましょう。

 

ポイント@:キャンペーンの受取方法

プロバイダによって、受取方法が複雑な場合があるからです。

 

複雑な手順で代表的なのは、「GMOとくとくBB WiMAX」です。

 

キャッシュバックを受け取るには、以下のような手順を踏む必要があります。

  1. GMOメールアドレスに登録メールが届く
  2. 登録メールから会員ページへログインする
  3. キャッシュバックの振込先を登録する
  4. 登録完了後翌月の最終営業日に指定先の口座へ振り込まれる

一見シンプルなようですが、登録メールが届くGMOアドレスは「@gmobb.jp」という契約時にGMOから割り当てられるメールアドレスです。

 

普段からGMOメールを使わないと、見逃してしまう可能性が高いです。

 

できれば、受取方法がシンプルかつ明確なプロバイダを選びましょう。

 

なお、GMOとくとくBB WiMAXの詳しい内容は、以下の記事で紹介しています。

 

GMOとくとくBBの評判 キャッシュバック受取方法と解約時の注意点

 

キャンペーンの受取時期も要確認

再びGMOとくとくBB WiMAXを例にすると、受取時期は11ヶ月後だからです。

 

つまり、「普段あまり使わないメールアドレス宛に忘れたころになって登録メールが届く」のです。

 

極端な話が、申し込みから1ヶ月後にメールが届くのであればキャッシュバックの受取りを忘れにくいですが、1年後には忘れかけてしまいます。

 

キャンペーンの金額だけに惑わされず、「受取方法」と「受取時期」も重要であることを覚えておきましょう。

 

各プロバイダの受取方法と受取時期

以下の表に、各プロバイダの受取方法と受取時期をまとめました。

 

プロバイダ 受取方法 受取時期
GMOとくとくBB WiMAX 指定口座への振込み 11ヶ月後
BIGLOBE WiMAX 指定口座への振込み 翌月
JPWiMAX Amazonギフト券 最短契約日

※受取時期はサービス開始月から起算

 

JPWiMAXは申し込み完了メールに「ギフト券申請URL」が記載されていて、申し込み後すぐに自動送信されます。

 

最短当日発送の端末にギフト券を同梱してもらえれば、最短で契約日にギフト券を受け取ることが可能です。

 

ポイントA:キャンペーンを含めた総額で判断

総額で判断しないと、目先の割引やキャッシュバックに惑わされて損をしてしまう可能性があるからです。

 

たとえば同じ3年契約のA社とB社があり、A社には毎月500円の割引があり、B社には20,000円のキャッシュバックがあったとしましょう。

 

どちらも安い印象はありますが、実際はB社がお得です。

 

キャンペーン例

※筆者作成

 

WiMAXの割引は上記のように簡単ではなく、月あるいは年単位で割引額が異なるなど複雑です。

 

しかも、GMOとくとくBBのようにキャッシュバックと月額料金割引のどちらの特典も受けられるプロバイダも存在しています。

 

「安さ」を重視してプロバイダを選ぶなら、キャンペーンを含んだ総額で判断しましょう。

 

各プロバイダの総額

各プロバイダの総額は、以下のとおりです。

 

1年 2年 3年
UQ WiMAX 64,560円 111,120円 機種変更あり:172,680円
機種変更なし:157,680円
Broad WiMAX 42,562円 83,494円 131,626円
So-net WiMAX 43,560円 96,108円 148,656円
GMOとくとくBB 23,848円 75,004円 126,160円
BIGLOBE WiMAX 60,360円 117,720円 165,480円
hi-ho WiMAX 48,360円 96,360円 147,960円
カシモWiMAX 35,800円 84,520円 133,468円
JPWiMAX 43,600円 85,600円 124,800円
Smafi WiMAX 46,080円 89,160円 132,240円
DTI WiMAX 39,430円 84,550円 129,670円

プロバイダ総額

※筆者作成

 

総額で比較すると、安いのは「GMOとくとくBB WiMAX」と「JPWiMAX」であることがわかります。

 

一方で最も高額だったのは、BIGLOBE WiMAXでした。

 

ただし、BIGLOBE WiMAXは他社よりも契約期間が短いです。(詳細は後述)

 

つまり、「安さ」を重視するなら上記の2社を選べばいいでしょう。

 

ポイントB:auスマートバリューmine適用の有無

そもそもWiMAXはKDDI系列なので、「auスマートバリューmine」が適用されるからです。

 

適用されると、以下のような特典があります。

  • 携帯料金が毎月最大1,000円割引(1回線のみ)
  • 月額1,005円の「ハイスピードプラスエリアモード」を無料で利用できる

つまり、auの携帯電話を所有していて毎月ハイスピードプラスエリアモードを利用するのなら、WiMAXの月額料金が2,000円安くなるのと同じです。

 

auスマートバリューmine

引用:au公式サイト

 

しかし、ごく一部のプロバイダではauスマートバリューmineは適用されません。

 

代表的なプロバイダがDTI WiMAXですが、クレジットカードなしでも申し込めるうえに月額料金も比較的安いという特徴があります。

 

auのスマホやタブレットを利用していたり、ハイスピードモードエリアプラスを使っていたりするなら、auスマートバリューmineが適用されるプロバイダを選びましょう。

 

auスマートバリューmineの注意点
  • 申し込みが必須
  • 併用できない割引もある

au携帯電話とWiMAXを所有しても、自動的に適用されない点に注意してください。

 

auスマートバリューmineは、auショップ店頭やauのマイページなどから自分で申し込まないと適用されません。

 

極端な話が、1年後に申し込みが必要と気づいても過去の割引分(最大で12,000円)は戻ってこないのです。

 

また、固定回線とWiMAXのセット割である「auスマートバリュー」との併用ができないことも知っておきましょう。

 

auスマートバリューmineを利用する際は、上記の点に注意してください。

 

ポイントC:契約期間

プロバイダによって、契約期間も大きく違うからです。

 

BIGLOBE WiMAXのように1年のプロバイダもあれば、Broad WiMAXやGMOとくとくBB WiMAXのように3年のプロバイダもあります。

 

契約期間が短いプロバイダは縛りがない分、月額料金は高く特典は少ない傾向にあります。

 

プロバイダ契約期間例

※筆者作成

 

そもそもWiMAXを長く使いたくない人は、契約期間の短いプロバイダを選ぶことで高額な違約金を避けることができます。

 

WiMAXを長く利用する予定なら、契約期間の長いプロバイダを選んで安く利用した方がお得です。

 

利用期間によってプロバイダを選ぶことで、余計な出費を抑えることができます。

 

BIGLOBE WiMAXやUQ WiMAXの契約期間が短い理由

2019年10月に改正された電気通信事業法によって、契約内容が定められているからです。

  • 契約期間の上限は2年
  • 違約金の上限は1,000円
  • 1年以上の契約を提供するなら「縛りなし」も提供すること
  • 「縛り」による料金差の上限は月額170円
  • 通信料金と端末代金は完全に分離すること

※上記は一例

 

総務省 電気通信事業法

引用:総務省「電気通信事業法の一部を改正する法律の施行に伴う関係省令等の整備について」

 

KDDIやBIGLOBEのように一定規模以上の事業者は電気通信事業法の改正に従う必要があるため、上記の契約内容が適用されます。

 

従って、UQ WiMAXやBIGLOBE WiMAXは契約期間が短く違約金は安いのです。

 

ポイントD:違約金

中途解約時の負担が大きくなってしまうからです。

 

契約時は解約するつもりがなくても、契約中に金銭的な問題が起こってしまうと途中で解約せざるを得ません。

 

毎月の支払いでさえ大変なのに、解約時にまで大きな出費が発生してしまうのです。

 

GMOとくとくBB WiMAXを例にすると、6ヶ月で解約すると24,800円もの違約金を請求されてしまいます。

 

しかも、キャンペーンの受取時期が11ヶ月後なので、キャッシュバックを受け取ることもできません。

 

こういったケースなら、初期費用や月額料金が高くても最初からUQ WiMAXを選んでおけば解約時は1,000円の負担で済みます。

 

違約金 例

※筆者作成

 

短い期間で解約する可能性があるなら、契約期間が短く違約金の安いプロバイダを選んでおいた方が無難です。

 

各プロバイダの契約期間と違約金

各プロバイダの契約期間と違約金を、以下の表にまとめました。

 

プロバイダ 契約期間 違約金
UQ WiMAX 2年 1,000円
Broad WiMAX 3年 12ヶ月以内:19,000円
13〜24ヶ月以内:14,000円
25ヶ月目以降:9,500円
So-net WiMAX 3年 12ヶ月以内:19,000円
13〜24ヶ月以内:14,000円
25ヶ月目以降:9,500円
GMOとくとくBB WiMAX 3年 24ヶ月以内:24,800円
25ヶ月目以降:9,500円
BIGLOBE WiMAX 1年 1,000円
hi-ho WiMAX 3年 9,500〜38,800円
カシモWiMAX 3年 12ヶ月以内:19,000円
13〜24ヶ月以内:14,000円
25ヶ月目以降:9,500円
JPWiMAX 3年 12ヶ月以内:30,000円
13〜36ヶ月以内:25,000円
37ヶ月目以降:9,500円
Smafi WiMAX 3年 12ヶ月以内:19,000円
13〜24ヶ月以内:14,000円
25ヶ月目以降:9,500円

※hi-ho WiMAXは解約月によって違約金が細かく設定されているため割愛
※UQ WiMAXは「期間なし」も選択可能(月額料金は3,880円から4,050円まで上がる)

 

高額なキャッシュバックや大きな割引のあるプロバイダは、違約金も高い傾向にあります。

 

契約期間の短いUQ WiMAXやBIGLOBE WiMAXの違約金は安いですが、月額料金が高かったり端末代金が有料であったりします。(端末代金については後述)

 

WiMAXを契約するときには、違約金も確認しておきましょう。

 

ポイントE:乗り換えキャンペーンの有無

他社を解約するときの違約金が不要になるからです。

 

契約中に乗り換えたくても、違約金が高くて難しいケースもあります。

 

しかし、契約先のWiMAXに乗り換えキャンペーンがあれば、現在契約中している通信サービスの違約金や端末代金を代わりに負担してもらえるのです。

 

乗り換えキャンペーンがあるプロバイダは、Broad WiMAXです。

 

Broad WiMAXなら、最大19,000円まで契約解除料を負担してもらえます。

 

broadWIMAX 乗り換え

引用:Broad WiMAX公式サイト

 

契約中の光回線を解約して9,500円の支払いが発生したとしても、ユーザーの負担は0円です。

 

一旦はユーザーが支払わなければなりませんが、開通後にキャッシュバックされます。

 

ただし、Braod WiMAXで負担してもらえるのは違約金だけです。

 

端末分割代金や工事費の残債などは負担してもらえないので、利用時は注意しましょう。

 

契約中の通信サービスを途中で解約する場合は、契約先のWiMAXに乗り換えキャンペーンがあると少ない負担で乗り換えられます。

 

ポイントF:端末の在庫

新型コロナウイルスの影響で、端末の在庫切れが相次いでいるからです。

 

WiMAXの端末は種類が多いのですが、「WX05」や「W06」といった最新の端末をおすすめします。

 

理由は、ほかの端末よりも高性能でバッテリーも長持ちだからです。

 

各プロバイダの端末の在庫状況を、以下の表にまとめました。

 

プロバイダ 契約期間 違約金
UQ WiMAX 2年 1,000円
Broad WiMAX 3年 12ヶ月以内:19,000円
13〜24ヶ月以内:14,000円
25ヶ月目以降:9,500円
So-net WiMAX 3年 12ヶ月以内:19,000円
13〜24ヶ月以内:14,000円
25ヶ月目以降:9,500円
GMOとくとくBB WiMAX 3年 24ヶ月以内:24,800円
25ヶ月目以降:9,500円
BIGLOBE WiMAX 1年 1,000円
hi-ho WiMAX 3年 9,500〜38,800円
カシモWiMAX 3年 12ヶ月以内:19,000円
13〜24ヶ月以内:14,000円
25ヶ月目以降:9,500円
JPWiMAX 3年 12ヶ月以内:30,000円
13〜36ヶ月以内:25,000円
37ヶ月目以降:9,500円
Smafi WiMAX 3年 12ヶ月以内:19,000円
13〜24ヶ月以内:14,000円
25ヶ月目以降:9,500円


一部では、端末の在庫がなくなって受付停止中のプロバイダもあります。

 

受付中であっても、機種によっては発送が遅れる場合もあります。

 

Broad WiMAXやカシモWiMAXのように、特定の機種だけ発送が遅れることもあるので、確認してから申し込むようにしましょう。

 

ポイントG:端末代金の有無

端末代金があると、契約時や解約時の負担になってしまうからです。

 

UQ WiMAXやBIGLOBE WiMAXは、先述の電気通信事業法の改正に伴って通信料金と別で分けられているので、端末代金を支払わなければなりません。

 

一括払いなら、契約手数料3,000円との合算になるために契約時は大きな負担がかかります。

 

端末代金 支払い方法
UQ WiMAX 15,000円 一括払い
BIGLOBE WiMAX 19,200円 クレジットカード:800円×24回
口座振替:一括払い


分割払いですが、上記のBIGLOBE WiMAXなら1年で解約すると9,600円の端末代金残債(800円×12回)を一括で支払う必要があります。

 

長期で契約するなら、端末代金が無料のプロバイダを選んだ方がお得です。

 

3. おすすめのキャンペーン

おすすめキャンペーンのランキングは、以下のとおりです。

  • 1位:Broad WiMAX
  • 2位:GMOとくとくBB WiMAX
  • 3位:BIGLOBE WiMAX

それぞれの理由やキャンペーンの特徴などを、詳しくみていきましょう。

 

1位:Broad WiMAX

 

broadWIMAX 

引用:Broad WiMAX公式サイト

 

おすすめの理由は、以下のとおりです。

  • 乗り換えキャンペーンがある
  • 3年間の総額が安い
  • キャッシュバックの受け取り忘れリスクがない

キャッシュバックの受け取り忘れリスクがないのに月額料金も安く、乗り換えキャンペーンやauスマートバリューmineまで適用されます。

 

3年間の総額ではDTI WiMAXも安いですが、auスマートバリューmineはありません。

 

つまり、他社のプロバイダと比べるとBroad WiMAXはバランスが良いのです。

 

Broad WiMAXがおすすめの人
  • 他社からの乗り換えを検討している
  • 「安さ」重視でWiMAXを選びたい
  • キャッシュバックは受け取り忘れないか不安がある
  • auのスマホやタブレットを利用している

 

上記4点に当てはまる人は、Broad WiMAXを検討してみてください。

 

Broad WiMAXの注意点
  • 在庫の少ない端末がある(WX06やL02、HOME02など)
  • 不要なオプションを解約する

Broad WiMAXの月額割引は、「安心サポートプラス」「MyBroadサポート」2つの指定オプションの契約が前提です。

 

不要なら、翌月に解約しなければなりません。

 

Broad WiMAXを契約するときは、以上2つの点に注意してください。

 

2位:GMOとくとくBB WiMAX

GMOとくとくBB

引用:GMOとくとくBB公式サイト

 

GMOとくとくBB WiMAXをおすすめする理由です。

  • キャッシュバック金額が大きい
  • WiMAXでは最も総額が安い

29,000円というキャッシュバック金額はWiMAXの中では最も高額であり、総額でも最安値です。

 

JPWiMAXの総額も安いのですが、2020年7月現在での申し込みはできません。

 

よって、他社プロバイダより「とにかく安い」ことがGMOとくとくBB WiMAXの大きな魅力です。

 

GMOとくとくBB WiMAXがおすすめの人
  • 「安さ」を最優先でプロバイダを選びたい
  • 多額のキャッシュバックを受け取りたい
  • auのスマホやタブレットを利用している

以上に該当するなら、GMOとくとくBBを検討してみてください。

 

GMOとくとくBB WiMAXの注意点
  • キャッシュバックの受け取りが複雑
  • 受取時期が11ヶ月後と長い

そもそもGMOとくとくBB WiMAXは、キャッシュバックの受け取り忘れを想定して高額なキャッシュバックを設定しています。

 

ユーザーの半数近くは受け取り忘れがあるともいわれているので、しっかりと手続きできる人が契約することをおすすめします。

 

GMOとくとくBB WiMAXを利用する際は、以上の2点に注意しましょう。

 

3位:BIGLOBE WiMAX

BIGLOBE WiMAX

引用:BIGLOBE WiMAX公式サイト

 

以下は、BIGLOBE WiMAXをおすすめする理由です。

  • 1年単位・自動更新なしで契約できる
  • 違約金が安い
  • SIMのみの契約にも対応
  • 15,000円のキャッシュバックがある

1年単位でありながら自動更新もなく、仮に中途解約してもわずか違約金はわずか1,000円です。

 

しかし、契約期間が短いだけに月額料金は他社プロバイダよりも高額です。

 

端末を購入したあとは、SIMだけを契約して月額3,980円で利用することもできます。

 

自分が希望する期間だけ利用できることが、BIGLOBE WiMAXの大きな魅力といえます。

 

BIGLOBE WiMAXがおすすめの人
  • 「縛り」のある契約は敬遠してしまう
  • 契約中に解約してしまうかもしれない
  • 最新の端末にこだわらない

上記に該当するなら、BIGLOBE WiMAXをおすすめします。

 

BIGLOBE WiMAXの注意点
  • 端末代金を支払う必要がある
  • 端末の支払いが24回払い(クレジットカード決済)
  • 総額は契約期間の長いプロバイダより高い

1年で解約するときは、クレジットカード決済なら残り12回分の端末代金を一括で支払う必要があります。

 

総額は他社プロバイダより高くなってしまうので、ずっと利用するつもりなら契約期間の長いプロバイダを選ぶ方がお得です。

 

BIGLOBE WiMAXを契約する際は、以上3つの点に注意しましょう。

 

4. キャッシュバックの注意点

  1. キャッシュバックが失効する可能性がある
  2. オプション契約が必須の場合もある
  3. 端末によってキャッシュバック金額が異なる場合もある

下記から、順番にみていきましょう。

 

注意点@:キャッシュバックが失効する可能性がある
各プロバイダで、キャッシュバックの受取期間が決まっているからです。

 

以下の表に、キャッシュバックのあるプロバイダの受取期間をまとめました。

 

プロバイダ 受取期間
GMOとくとくBB WiMAX 案内メール送信日から翌月の末日まで
BIGLOBE WiMAX サービス開始翌月の2日目から45日間
JPWiMAX 特になし


上記の受取期間を過ぎてしまうと、キャッシュバックそのものが失効してしまいます。

 

失効してしまわないように、早めの手続きを済ませてしまいましょう。

 

注意点A:オプション契約が必須の場合もある
不要なオプションなら、翌月に解約する必要があるからです。

 

たとえば、先述のBroad WiMAX以外にGMOとくとくBB WiMAXにもオプション契約があります。

 

公式サイトの申し込みフォームを入力していくと、「安心サポート」または「安心サポートワイド」のどちらかを選ばなければなりません。

  • そもそも端末を持ち運ぶ機会が少ない
  • オプションで月額料金を増やしたくない

キャッシュバックを受け取る以上は申し込むしかないので、上記に該当するなら翌月に解約する必要があるのです。

 

契約時にオプションの申し込みを忘れているケースもあるので、必ず自分の契約内容をマイページや問い合わせなどで確認するようにしましょう。

 

注意点B:端末によってキャッシュバック金額が異なる場合もある
つまり、端末によってはキャッシュバックの最大金額を受け取れない可能性があります。

 

GMOとくとくBB WiMAXのキャッシュバック金額は、以下のとおりです。

  • WX06:26,500円
  • W06:26,500円
  • HOME 02:28,000円
  • HOME L02:29,000円

人気のある機種は、キャッシュバック金額がやや少ない印象を受けます。

 

WiMAXのプロバイダを選ぶときは、端末によるキャッシュバック金額の違いがないか確認しておきましょう。

 

まとめ

端末在庫の枯渇が解消されつつある現在では、キャッシュバック金額も上がってきています。

 

新型コロナウイルスの影響を受けるまえのGMOとくとくBB WiMAXは最大27,200円でしたが、現在ではさらに高額な29,000円にまで上がっています。

 

WiMAXを検討するなら絶好のタイミングともいえます。

 

今回の記事で自分に合ったプロバイダがみつかったのあれば、ぜひ検討してみてください。

WiMAXは、どのプロバイダから申し込んでも、スピードや利用できるエリアなど回線周りに差はでませんが、初期費用や、月額、キャンペーン特典等に顕著な差が出ます。その結果、どのプロバイダを選ぶかで3万円から月によってはそれ以上の差が出ます。

 

この数年、WiMAXはキャンペーン合戦の様相を呈していて、プロバイダによっては赤字覚悟でキャンペーンを強化して勝負に来る月もあります。情報を集めて上手にこれを利用したいところです。このページでは、各プロバイダの料金やキャンペーンを表形式でまとめています。

 

ついでに、AtermWM3500R以来、7台のルーター、5つのプロバイダ(現在はBroad WiMAX)を渡り歩いた私の視点でニーズや目的別に各プロバイダの特徴や使ってみた感想を簡単にですが書きました。

 

3年契約以外のプロバイダが出てきた11月

2019年4月以降は、どのプロバイダも3年契約を前提にキャンペーン特典を組んでいたのですが、2019年11月よりUQ WiMAXが2年契約、BIGLOBEが1年契約を開始しました。

 

我々ユーザーからすると、選択肢が広がったわけですが、短期契約にメリットがあると一概には言えないのが現状だったりもします。WiMAX 3年契約プランはアリなのか?2年契約と比べたメリットデメリット

 

各プロバイダ 3年プランの料金表&キャンペーン状況

プロバイダ間で共通のこと

  • au 4G LTEエリアのオプションは3年契約なら無料
  • BIGLOBE(1年契約)とUQ WiMAX(2年契約)以外は端末料金が無料

 

<2020年6月更新>

プロバイダ名 初期費用 月額1〜2ヶ月 月額3〜12ヶ月目 月額13〜24ヶ月目 月額25〜36ヶ月目 キャッシュバック 3年間の合計金額 公式サイト
Broad WiMAX \3,000 \2,726 \3,411 \3,411 \4,011 \0 \131,626

botan

UQ WiMAX \18,000 \3,880 \3,880 \3,880 \3,880 \3,000 \157,112

botan

So-net WiMAX \3,000 \3,380 \3,380 \4,379 \4,379 \0 \148,656

botan

GMOとくとくBB \3,000 \3,609 \4,263 \4,263 \4,263 \27,200 \127,960

botan

BIGLOBE \3,000 \3,980 \3,980 \3,980 \ \0 1年契約

botan

nifty WiMAX \3,001 \3,670 \4,350 \4,350 \4,350 \0 \158,241

botan

カシモWiMAX \3,000 \1,380 \3,580 \3,580 \4,079 \0 \133,468

botan

ヤマダ電機 \3,000 \3,696 \4,380 \4,380 \4,380 \0 \159,312

botan

 

個人的なおすすめはBroad WiMAX

3年間利用時に最も安いのはGMOとくとくBBですが、キャッシュバックには受取手続きが必要ですし、受取は利用から12ヶ月以上後です。特にGMOとくとくBBは、手続きが複雑で実際にアンケートを取ってもらい忘れ報告や、解約手続きで粘られて解約に時間がかかった等の報告があります。

 

対してBroad WiMAX、So-net、カシモWiMAXなどの月額割引タイプは手続き不要で自動的に割引が効くため、キャンペーンのもらい忘れがありませんまた、キャッシュバックと比べると利用開始からキャンペーン適用なので、最初の1年間のコストを抑えられるメリットもあります。

 

月額割引タイプの中で3年間の利用料金が最も安いためBroad WiMAXをおすすめとしました。現在は、他のプロバイダからの移動の際に、違約金を負担してくれるキャンペーンもやっているようです。キャンペーン内容は月によって変わる事があるため、タイムリーな情報は公式サイトで確認するといいかと思います。

 

<Broad WiMAX 公式サイトキャンペーンページ>

 

私も現在はBroad WiMAXを利用しています。
Broad WiMAXの口コミ評判 利用3年目に入って感じたメリットデメリット

 

GMOとくとくBBのキャッシュバック受取条件について

 

GMOのキャッシュバックは開通月から12ヶ月後の月末です。ただし、自動的に振り込まれるわけではなく、開通月から11ヶ月後に送られてくる「口座情報登録メール」から1ヶ月以内に振り込み口座を登録する」必要があります。

 

この口座情報登録メールは、WiMAX開通時にできるGMOのメールアドレス宛(xxx@gmobb.jp)に来ます。このメールを忘れるとキャッシュバックを一切受け取れなくなり、救済措置はありません。私も一度キャッシュバックをもらい損ねましたし、プロバイダ側も一定数のキャッシュバックのもらい損ないを想定してキャンペーンを行っています。

 

 

キャッシュバックのもらい損ないが怖い方や面倒な方は、手続きなしで月額割引のキャンペーンが適応されるBroad WiMAXから申し込むのも選択肢だと思います。GMOとBroad WiMAXの料金差は毎月350円程度しか差がないため、私はそうしました。

 

GMO、Broad WiMAX共にキャンペーンを使うには指定のページからの申し込みが必要です。

 

<GMO WiMAX キャッシュバックキャンペーンページ>

 

 

TOPへ