D1(旧U2S)の特徴と口コミ評判
テレビCMで注目されるどんなときもWiFiですが、選べる端末はD1(旧名U2S)のみです。このページでは、クラウドSIMを始めとしたD1の特徴や、WiMAXの際新端末のW06とスペックを比較して、実用に耐えうるかを検証してみました。
また、D1利用者の口コミも集めていますので、これからどんなときもWiFiの利用を考えている方には1つの参考になるかなと思います。
D1の最大の特徴 クラウドSIMとは?
どんなときもWiFiのD1には、「クラウドSIM」が採用されています。クラウドSIMは端末にSIMカードがなく、ネット上のサーバーにあります。
そもそもSIMカードとは、加入者を特定するためのID番号が記録されたICカードのことです。このSIMカードによって電話やインターネットが利用できます。ドコモやauなどの大手キャリアと契約したスマホにはSIMカードが差し込まれていますが、クラウドSIMのD1にはSIMカードはありません。
また、クラウドSIMはサーバー上に複数のSIMカードがあり、端末の位置や電波状況によって最適なネット回線に接続してデータ通信を行います。
どんなときもWiFi「D1」の特徴を紹介
- 1.データ通信量が無制限
- 2.大手キャリアの3つの電波に対応
- 3.海外でも問題なく使える
下記から、詳細を解説していきます。
特徴@:データ通信量が無制限
どんなときもWiFiは、月間容量制限や通信制限が設けられていません。
他社のモバイルWi-Fiは「月間7GB」、無制限でも「3日で10GB」といった通信制限があります。制限を超えると通信速度が急に落ちてしまうので、インターネットが楽しめなくなってしまいます。
どんなときもWiFiには通信制限がないので、サイトや動画の視聴、オンラインゲームを1日中利用する事ができます。しかも、新規契約なら24ヶ月間は「月額3,480円」での利用が可能です。
ただし、違法ダウンロードや不正利用、大容量通信によるネットワークの占有を行った場合には、通信速度が制限される可能性があります。
データ通信量が完全に無制限であることが、D1の最大の特徴です。
特徴A:大手キャリアの3つの電波に対応
クラウドSIM採用のD1は、「今の場所で最適な電波」をクラウド上で選んでくれます。
使用場所がソフトバンクよりauの電波が強いとき、自動的にauの電波をつかんでくれます。エリア別に回線を自動で最適化するため、どんな場所でも快適にインターネットが利用できます。
特徴B:海外でも問題なく使える
D1は、世界107ヶ国の利用に対応しています。多くのモバイルWi-Fiは、空港のカウンターでレンタルしたり契約中のWi-Fiに海外オプションをつけたりする必要があります。
D1なら簡単な設定だけで、海外へそのまま持っていって電源をONにすれば使用できるのです。
1日10GBの定額制で、保証付きです。料金は、アジア・オセアニア・ヨーロッパ・北米が1,280円/日、中東・南米・アフリカが1,880円/日です。1日1GBのデータ通信量を超えると、384Kbpsの通信速度に制限されてしまいます。どんなときもWiFiを海外で利用するのはあり?海外での利用料金と注意点
WiMAXの最新端末W06との比較
どんなときもWiFiのD1とWiMAXのW06のスペックは、以下のとおりです。
D1 | W06 | |
---|---|---|
下り最大 | 150Mbps | 1,200Mbps |
上り最大 | 50Mbps | 75Mbps |
連続通信時間 | 約12時間 | 約9時間 |
同時接続台数 | 5台 | 16台 |
質量 | 151g | 125g |
外寸(W×H×W) | 127×65.7×14.2mm | 128×64×11.9mm |
製造元 | uCloudlink | HUAWEI |
通信速度、同時接続台数といった重要な項目は、W06が優れていることがわかります。しかし、バッテリーの性能ではD1が優れていて、連続通信時間ではW06より3時間も長く使うことができます。
ここまでは、D1の特徴や性能を解説しましたが、次は実際にD1を使用した人の評判をご紹介します。
D1(U2S)利用者からの口コミ評判
D1は、発売から現在に至るまで品薄状態が続いているほど人気を博しています。実際に私も7月9日に申し込んで、最短の到着が17日との連絡を受けています。
【重要なご案内】
— どんなときもWiFi (@donnatokimowifi) 2019年5月15日
現在大変多くのお申込みを頂いており、端末の在庫切れが発生しております。ご迷惑をおかけし大変申し訳御座いません。
次回入荷時期は未定となっております。入荷次第、公式サイト内及びこちらの公式アカウントにてお知らせいたしますのでご確認を宜しくお願い致します。(1/2)
【重要】
— どんなときもWiFi (@donnatokimowifi) 2019年6月19日
当初、入荷目途を6月下旬予定とお伝えしておりましたが、
製造工場より遅れが出ている連絡を受けた為、入荷予定が7月上旬となる見込みです。7月上旬の入荷は確定しておりますので入荷次第、順次早急に発送致します。
大変お待たせして申し訳御座いません。ご到着まで今しばらくお待ち下さい。
D1の通信速度については、サイトや動画の閲覧などの使い方なら特に問題はないレベルのようです。
届きました!どんなときもWiFi 良い感じです(`・ω・´) pic.twitter.com/F0nUXM44JK
— ステゴライダー@PUBG (@PUBG59761377) 2019年7月5日
どんなときもwifi来た!
— 山本マサヤ【心理戦略家/メンタリスト】 (@3m_masaya) 2019年7月5日
速度制限が全くないのに、この通信速度!
iPadでnetflixみて、iPhoneでyoutube再生しても、通常画質で再生されてる!
検索もサクサク!
これで、月額3500円。。。。だと!? pic.twitter.com/1vaG0ecxSJ
一方で、良くない評判も存在しています。電波に関することがやや多く、ソフトバンクエリアの電波が入らない地域では電波がつながらなくなるといった現象も起きているようです。
どんなときもwifi来た!
— 山本マサヤ【心理戦略家/メンタリスト】 (@3m_masaya) 2019年7月5日
速度制限が全くないのに、この通信速度!
iPadでnetflixみて、iPhoneでyoutube再生しても、通常画質で再生されてる!
検索もサクサク!
これで、月額3500円。。。。だと!? pic.twitter.com/1vaG0ecxSJ
出荷日によって通信ができない個体もあったようですが、現在では解消されています。
【D1不具合解消のお知らせ】
— どんなときもWiFi (@donnatokimowifi) 2019年7月4日
昨日7/3(水曜)に出荷したD1端末において、電波圏外となり通信が出来ない事象が発生しておりましたが、本日16時頃に解消され復旧しております。この度はご迷惑をおかけし誠に申し訳ございませんでした。(1/2)
結論:D1はW06と比べても実用に耐えうる性能
回線周りに関しては、WiMAXとどんなときもWiFiのサービス内容の問題で端末とは関係ありませんが、WiMAXのW06と比べて通信速度は劣るものの、電波の範囲や使用量についてはD1に軍配が上がります。
純粋な端末のスペックとしては、クラウドSIMを搭載したD1がエリアの広さと手間のなさで有利、対するW06は電波の掴みがD1より良いと言われています。
肝心な電波の掴みですが、スピードテストサイトの実測値の平均速度を見る限り、D1もW06と大差なく電波を捉えている数字を出しています。どんなときもWiFiとW06の実測値