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ゼウスWiFiの料金と利用するメリット・デメリット

ゼウスWiFiは2020年4月の段階で、無制限Wi-Fiの中で最も料金が安いので、乗り換えを検討して以下の点を調査しました。

  • 料金は安くても速度はどうなのか
  • 端末やキャンペーンの情報を知りたい
  • 悪い部分も把握して検討したい

このページでは、ゼウスWiFiを検討する中でわかったメリット・デメリットを紹介します。

 

ゼウスWiFi ルーター端末

追記:ゼウスWiFの端末を取り寄せました

 

 

1. ゼウスWiFiの料金プランと通信速度(実測値)

以下は、ゼウスWiFiの料金プランと通信速度です。2020年4月時点では、料金プランは1種類しか用意されていません。

 

契約手数料 端末 月額 1〜6ヶ月目 7ヶ月目〜 契約期間 2年間合計
3,000円 レンタル 2,980円 3,280円 2年 79,920円

他のWi-Fiサービスと比較

ゼウスWiFi どんなときもWiFi ギガゴリWiFi
2年 79,220円 86,520円 86,040円
3年 118,580円 134,280円 127,560円
4年 157,940円 182,040円 169,080円

最大速度

  • ダウンロード最大:150Mbps
  • アップロード最大:50Mbps

 

実測値

私が実家(都内のマンション)で計測した速度は以下の通りです。

 

ゼウスWiFiの実測値

※実測値はネット環境、地域、時間帯、測定サイトによって変わりますので参考程度に考えて下さい。

 

下り(ダウンロード)31.4Mbpsは無制限Wi-Fiの中では速い方です。同じUcloudlink社のどんなときもWiFiは10Mbps台、FS030Wも20Mbps前半だったと記憶しています。

 

2. ゼウスWiFi端末のスペック

以下は、ゼウスWiFi端末のスペックです。

 

端末画像

ゼウスWiFi

機種名 HWR0001A(H01)
製造元 uCloudlink
サイズ 126×64×13mm
重さ 約130g
ディスプレイ 2.4インチ
WAN標準 IEEE802.11b/g/n
バッテリー容量 2,700mAh Li-ion Battery
連続稼働時間 最大10時間
連続端末接続数 10台(推奨は5台)
SIMスロット Nano SIM slot×1


HWR0001Aは、ゼウスWiFi専用の端末です。

 

3. ゼウスWiFiのキャンペーン

2020年4月現在、「ゼウスWiFiデビューキャンペーン」が実施されています。

 

キャンペーン期間中は、以下の料金が適用されます。

  • 1〜6ヶ月目:月額2,980円
  • 7ヶ月目〜永年:月額3,280円

ただし、キャンペーン期間は終了日が未定です。

 

キャンペーン期間に申し込みしたユーザーは、契約を継続する限り月額3,280円で利用することができます。(キャンペーンが終了しても月額3,280円で利用できる)

 

ゼウスWiFi キャンペーン

※2020年3月時点での情報です

 

4. ゼウスWiFiの良い評判

 

 

クラウドSIM端末のレンタルということもあり、モバイルWiFiユーザーからの期待値は高そうです。

 

ゼウスWiFiはまだ開始していないサービスなので、SNS上にあまり口コミはありませんでした。

 

上記以外では、CMに関する意見もありました。

 

 

ほかには運営会社の評判もあったので、いくつか抜粋して掲載します。

 

今期で11期目ですが良くも悪くもまだまだ成長過程にあります。そのため必要な制度や仕組みは常に作られて行きます。いままではこうだったけど来月からはこうなる!なんてことはざらにあります。新しく入る方はそんなに多く発生しないかもしれません。

 

引用:カイシャの評判

 

業界では比較的高い位置におり、商材のシナジーやアップセル、クロスセル、縦横の展開があるためまだまだ成長が見込めます。またさまざまな角度からアプローチできるためtobtocどちらでも売り上げに繋がる勝負が可能です。

 

引用:カイシャの評判

共通していたのは、「会社の成長性」です。

 

すでに大きな規模の会社ですが、「これからも成長が見込める」と多くの若い社員たちが口をそろえて評価していることが印象に残りました。

 

5. ゼウスWiFiの悪い評判

 

話題のCMはこちら↓ ↓ ↓
https://www.youtube.com/watch?v=Qucq29XpCnI

 

以下は、運営会社への口コミです。

 

こちらの会社の者から「設備についてのご連絡です」など錯誤を招くような言い方をしつつ自宅を訪問してきて、実際には光回線の契約についてのセールスをされました。非常に悪質なので、同じような被害に遭われた方は消費者センター等へ通報をお勧めします。

 

引用:Googleの口コミ

 

詐欺です。完全に誤解を招くような説明しかしてきません。
あとあとになり説明を求めたがその時説明しました。絶対に言ってるはずです。の一点張り話になりません。気を付けてください。

 

引用:Googleの口コミ

 

営業においては、かなり強引な売り込みを行っている可能性があります。ただし、昨今はグーグルの口コミを使ってネガティブキャンペーンが行われる事例が増えており、社会問題化しています。

 

Googleの口コミは話半分だと思いますが、不安な人は利用者の声が集まるのを待ってから検討するのも良いでしょう。

 

6.【他のポケットWiFiと比べた】ゼウスWiFiを利用するメリット

  1. ゼウスWiFi専用の端末がレンタルされる
  2. 長いお試し期間が用意されている
  3. キャンペーン期間中の月額料金が安い
  4. 初月の料金は日割り計算
  5. 海外向けのプランが多い
  6. 海外での利用料金が安い
  7. 他社と比べて違約金が安め
  8. 違約金0円で乗り換えることも可能
  9. カスタマーサポートが充実している
  10. 端末一式の返却期間が長い

 

下記から、詳細をみていきましょう。

 

メリット@:ゼウスWiFi専用の端末がレンタルされる

ゼウスWiFi ルーター端末

 

ゼウスWiFiは、クラウドSIM搭載の「HWR0001A」という専用の端末をレンタルできます。

 

類似したサービスを提供する他社の場合は、量産品をレンタルしていることがほとんどです。

 

ゼウスWiFi どんなときもWiFi ギガゴリWiFi
レンタル端末 HWR0001A U2s FS030W


「HWR0001A」は、下の画像の通り液晶があり、一通りの操作は液晶画面でできるため便利です。

 

ゼウスWiFi ルーター端末 液晶

  • 液晶で操作できる端末を利用したい
  • 新しい端末を使いたい

上記に該当するなら、専用端末を提供するレンタルWiFiをおすすめします。

 

他社とは違う端末をレンタルしていることは、ゼウスWiFiのメリットです。

 

クラウドSIMの特徴を簡単に解説

以下は、クラウドSIMの特徴です。

  • SIMカードが不要
  • データ通信量が使い放題
  • 直近の制限がない
  • 大手キャリア3社の回線を使える

※通信会社(Ucloudlink社)によって制限がかかる可能性はある。

 

クラウドSIMはクラウドサーバー上で管理しているので、本体に通信会社のSIMカードを挿す必要がありません。※HWR001AはNano SIMを挿せるようになっているが、挿さなくても通信できる

 

大手キャリア3社の回線を利用できるので、広い範囲で使えて電波も届きやすいことが魅力です。

 

詳細については、以下の記事を参考にしてください。クラウドSIM・ギガ無制限Wi-Fi一覧とメリット・デメリット

 

HWR001Aについて

長い期間をかけて開発された「ゼウスWiFiでしか取り扱われていない」オリジナル端末です。

 

開発・製造、サービス設計にいたるまで、ゼウスWiFiの10年間にわたる情報通信サービスのノウハウが詰め込まれています。

 

HWR001Aならではのメリット

 

以下は、HWR001Aならではのメリットです。

  • 本体に大型ディスプレイが搭載されている
  • 10台の接続に対応している(推奨は5台)
  • 軽量だから持ち運びが楽

クラウドSIM搭載の端末はディスプレイのないU2sであることが多いので、操作性を重視する人にはHWR001Aのディスプレイは大きなメリットといえます。

 

また、U2sと変わらない大きさでありながら20gほど軽量なので、持ち運びが楽です。

 

メリットA:長いお試し期間が用意されている

ゼウスWiFiには、「ドバドバ体験キャンペーン」が実施されているからです。

 

ドバドバ体験キャンペーンの期間中は、課金開始日から30日以内に解約しても違約金がかかりません。

 

ゼウスWiFi お試しキャンペーン

引用:ゼウスWiFi公式サイト

 

他社WiFiサービスに同様のサービスはあるのか、キャンセル期間を比較しました。

ゼウスWiFi どんなときもWiFi ギガゴリWiFi
キャンセル期間 30日間 8日間 8日間


30日間もの長いキャンセル期間があるのは、ゼウスWiFiだけであることがわかります。ほかの2社は、「初期契約解除制度」の最低期間である8日間のみです。

 

※初期契約解除制度:クーリングオフのような制度で、8日間以内ならユーザー都合でキャンセルできる仕組み。

 

詳細は、ポケットWiFiのクーリングオフ(初期契約解除制度)の利用方法と注意点

 

端末の返却は必要で、返却遅れや紛失・故障があると18,000円の弁済金を請求されますので、レンタル期間中は、端末の取り扱いに注意してください。

  • レンタルWiFiの利用が初めて
  • 新しいWiFiサービスを一度試してみたい

上記に該当するなら、お試し期間の長いWiFiサービスをおすすめします。長いお試し期間が用意されていることも、ゼウスWiFiならではのメリットです。

 

メリットB:キャンペーン期間中の月額料金が安い

「ゼウスWiFiデビューキャンペーン」の期間中は、月額料金2,980円からの利用が可能です。

 

ゼウスWiFi お試しキャンペーン

引用:ゼウスWiFi公式サイト

 

月額料金を、同様のWiFiサービスと比較してみましょう。

 

ゼウスWiFi どんなときもWiFi ギガゴリWiFi
月額料金 1〜6ヶ月目:2,980円 3,480円 3,460円
7ヶ月目以降:3,280円

※利用期間2年を前提とした月額料金を掲載
※各社、使い放題プランの料金を比較

 

上記3社の中で、最安値はゼウスWiFiであることがわかります。

 

ただし、キャンペーンが終了すると月額料金は一律3,480円に戻ってしまうので、他社とほぼ同額まで下がってしまいます。

 

ゼウスWiFiを検討中なら、キャンペーン期間中がおすすめです。

  • 毎月の通信費を安く抑えたい
  • 無制限WiFiを格安で利用したい

上記に該当するなら、月額料金の安いWiFiサービスを選びましょう。

 

キャンペーン期間中の月額料金が安いことも、ゼウスWiFiのメリットです。

 

4年間の総額を3社で比較

上記3社で最も安いのはどこなのか、特典や手数料なども含めた総額で比較しました。

 

ゼウスWiFi どんなときもWiFi ギガゴリWiFi
2年 79,220円 86,520円 86,040円
3年 118,580円 134,280円 127,560円
4年 157,940円 182,040円 169,080円

ゼウスWiFi 料金比較

 

4年間の総額でみても、ゼウスWiFiは最安値であることがわかります。2年が経過した時点では3社とも横ばいに近いのですが、4年が経過すると総額に差が出ています。

 

どんなときもWiFiの月額料金が3年目に上がるためで、ほかの2社は契約期間後に月額料金が上がることはありません。

 

メリットC:初月の料金は日割り計算

ゼウスWiFiなら、課金開始月の料金は日割り計算で請求されます。

 

ゼウスWiFi 初月は日割り

引用:ゼウスWiFi公式サイト

 

1ヶ月丸ごと請求される場合は、課金開始が月末で1日や2日しか使っていなくても1ヶ月分の料金が発生してしまうのです。

 

つまり、満額請求のWiFiサービスは月初めに課金開始をしないと損をしてしまいます。

 

他社WiFiサービスと初月の料金を比較
ゼウスWiFi Mugen WiFi FUJI WiFi
初月の利用料金 日割り計算 満額請求

満額請求
※16日以降の申し込みで半額


上記の3社で、日割り計算なのはゼウスWiFiだけです。

 

多くは初月を日割り計算としていますが、中には満額請求にしているWiFiサービスもあります。

  • 利用した分しか料金を支払いたくない
  • 好きなタイミングで申し込みたい

上記に該当するなら、初月の利用料金が日割り計算または無料のWiFiサービスをおすすめします。

 

初月の料金は日割り計算であることも、ゼウスWiFiのメリットです。

 

メリットD:海外向けのプランが多い

ゼウスWiFiに用意されているプランは、3種類もあります。

 

以下は、海外向けプランのある他社との比較です。

 

ゼウスWiFi どんなときもWiFi ギガゴリWiFi
海外向けの料金体系 1日300MB 1日1GB 1日1GB
7日1GB
30日3GB

※ギガゴリWiFiはワールドプランで比較(2020年4月時点ではサービス開始前)

 

上記の3社で海外向けのプランが多いのは、ゼウスWiFiであることがわかります。プランの種類が多いので、自分の使い方に応じたものを選ぶことが可能です。

  • 海外へ渡航する機会がある
  • 1日1GBは余ったときに損をする

上記に当てはまるなら、海外向けプランが充実したWiFiサービスをおすすめします。

 

海外向けプランが多いことも、ゼウスWiFiならではのメリットです。

 

メリットE:海外での利用料金が安い

海外向けプランが充実しているだけでなく、利用料金も安く設定されています。

 

以下で、同じ渡航先で1GB利用する場合の料金を各社で比較してみましょう。

 

ゼウスWiFi どんなときもWiFi ギガゴリWiFi
韓国 430円 1,280円 850円
オーストラリア 968円 1,280円 1,250円
ハンガリー 1,130円 1,280円 1,250円
アメリカ 968円 1,280円 1,250円
南アフリカ 1,130円 1,880円 1,250円

※ギガゴリWiFiはワールドプランの料金(2020年4月時点ではサービス開始前)

 

上記の国であれば、ゼウスWiFiなら最安値で利用できることがわかります。

 

しかも、ほかの2社が1日単位であるのに対してゼウスWiFiは7日間もの利用期間があるのです。

  • 渡航先で安くインターネットに接続したい
  • 海外WiFiをレンタルするのは手続きや受け取りが面倒

上記に当てはまるなら、海外での料金が安いWiFiサービスをおすすめします。

 

海外での利用料金が安いことも、ゼウスWiFiのメリットです。

 

ゼウスWiFiを海外で利用するときの注意

ゼウスWiFiは、他社と違って事前に海外プランを購入しなければなりません。

 

海外プランは、ゼウスWiFiのマイページから購入することが可能です。※ログインには登録したメールアドレスとパスワードが必要

 

購入した海外プランは、当日のうちに利用できます。

 

渡航の予定がある人は、忘れないよう前もって購入しておきましょう。なお、料金については一覧表を参考にしてください。地域や容量によって、利用料金は異なります。

 

メリットF:他社と比べて違約金が安め

ゼウスWiFiの違約金は、一律9,500円です。

 

以下で、他社の違約金と比較してみましょう。

 

ゼウスWiFi どんなときもWiFi ギガゴリWiFi
違約金 一律9,500円 1年目:19,000円 1年目:18,000円
2年目:14,000円 2年目以降:8,000円
3年目:9,500円

※上記は更新月以外のタイミングで解約した場合の費用

 

他社が1年目に20,000円近くの違約金がかかるのに対して、ゼウスWiFiは半分ほどの費用で済むことがわかります。

 

ゼウスWiFiは、中途解約時にかかる負担が他社より少ないです。ただし、ギガゴリWiFiの2年目以降に比べると割高感はあります。

  • 中途解約する可能性がある
  • なるべく高額な違約金を支払いたくない

上記に該当するなら、違約金の安いWiFiサービスをおすすめします。

 

他社と比べて違約金が安いことも、ゼウスWiFiのメリットです。

 

メリットG:違約金0円で乗り換えることも可能

「安心解約サポート」を利用すれば、違約金0円で解約できます。

 

ただし、ゼウスWiFiが紹介する他社への乗り換えが条件です。同様のサービスがあるのか、他社と比較してみましょう。

 

ゼウスWiFi どんなときもWiFi ギガゴリWiFi FUJI WiFi
他社への乗り換えサポート あり あり なし なし


上記の4社では、ゼウスWiFiとどんなときもWiFiだけが乗り換えサポートを利用できます。

 

ただし、どんなときもWiFiは「モバレコAir」しか選ぶことはできません。※2020年4月現在

 

一方のゼウスWiFiは、複数の回線業者から選ぶことが可能です。

 

ゼウスWiFi 乗り換えキャンペーン

引用:ゼウスWiFi公式サイト

 

乗り換えサポートがあれば、契約期間中であっても負担を減らして他社へ乗り換えられます。

  • 途中で他社へ乗り換える可能性がある
  • 違約金を支払わずに他社へ乗り換えたい

上記に該当するなら、乗り換えサポートのあるWiFiサービスをおすすめします。

 

違約金0円での乗り換えが可能なことも、ゼウスWiFiのメリットです。

 

メリットH:カスタマーサポートが充実している

ゼウスWiFiは、電話とメールの2種類の問い合わせに対応しています。特に電話はフリーダイヤルなので通話料がかからず、休日も少ないことが魅力です。

 

以下で、他社の電話サポートと比較してみましょう。

 

ゼウスWiFi どんなときもWiFi FUJI WiFi
受付時間 10:00〜18:00 11:00〜18:00 10:00〜18:00
休日 日・祝・年末年始 日・年末年始 平日以外
フリーダイヤル ×

※メンテナンス日が休日になることもある
※FUJI WiFiの受付時間は13:00〜14:00は休み

 

ゼウスWiFiの電話サポートは、どんなときもWiFiよりも営業時間が長くFUJI WiFiより営業日は長いことがわかります。

 

ゼウスWiFi カスタマーサポート

引用:ゼウスWiFi公式サイト

 

メールのサポートについても、私が問い合わせたときは1時間ほどで返信があるなど、とにかく「返信が早い」という印象を受けました。

 

電話サポートがつながりにくいときは、メールを活用するといいでしょう。

 

メールでの問い合わせ先:ゼウスWiFiの問い合わせフォーム

 

ゼウスWiFiはサポート力が高いので、いざというときも安心です。

  • トラブルが起きたときは素早く対応したい
  • 初めてのレンタルWiFiだから利用が不安

上記に当てはまる人は、サポート力の高いWiFiサービスをおすすめします。カスタマーサポートが充実していることも、ゼウスWiFiのメリットです。

 

メリットI:端末一式の返却期間が長い

ゼウスWiFiの端末の返却期限は、解約月の翌月14日以内です。

 

以下で、他社の返却期限と比較しました。

 

ゼウスWiFi どんなときもWiFi FUJI WiFi
返却期限 解約月の翌月14日まで 解約月の翌月10日まで 解約月の翌月3日まで


上記の3社の中で、解約後の返却期限が長いのはゼウスWiFiです。

 

FUJI WiFiのように返却期限が短いと、急いで端末を返却しなければなりません。

 

しかも、端末の返却期限を過ぎると高額の弁済金が発生してしまいます。

 

ゼウスWiFi 返却期限

 

返却期限が長いと、焦らずに返却物を用意できるうえ弁済金発生のリスクも低減されます。

  • 急いでレンタル品を返却したくない
  • 弁済金のリスクが高くなるのは避けたい

上記に当てはまるなら、早めに返却するか返却期限の長いWiFiサービスを利用しましょう。

 

端末一式の返却期間が長いことも、ゼウスWiFiのメリットです。

 

7. 【他のポケットWiFiと比べた】ゼウスWiFiを利用するデメリット

  1. 更新月以外の解約は違約金が発生
  2. 端末の選択肢が少ない
  3. 対応国の数は少なめ
  4. 端末の発送がやや遅い
  5. 支払方法はクレジットカードのみ

 

下記から順に、詳しく説明していきます。

 

デメリット@:更新月以外の解約は違約金が発生

ゼウスWiFiは自動更新ではないので、更新月以外の期間に解約すると違約金が発生します。

 

実際に、他社の契約形態と比較してみましょう。

 

ゼウスWiFi FUJI WiFi THE WiFi
自動更新 あり なし なし
契約期間 2年 なし 2年


FUJI WiFiはそもそも契約期間そのものが存在しません。

 

THE WiFiには2年の契約期間があるものの自動更新がないので、2年を過ぎると違約金がかからないのです。

 

ゼウスWiFiは契約期間も自動更新もあるので、更新月以外に解約すると違約金が発生します。

  • 1ヶ月の更新月は短い
  • 2年を過ぎても違約金を支払いたくない

上記に該当するなら、契約期間や自動更新のないWiFiサービスをおすすめします。

 

更新月以外の解約に違約金が発生することは、ゼウスWiFiのデメリットです。

 

デメリットA:端末の選択肢が少ない

ゼウスWiFiには、1つしか端末が用意されていません。

 

以下で、端末の種類を他社と比較しました。

 

ゼウスWiFi FUJI WiFi ギガゴリWiFi ネクストモバイル
端末 HWR0001A GlocalMe G3 FS030W FS030W
FS030W U2s HT110N
HT100N


上記4社の中で端末の数が最も少ないのは、ゼウスWiFiであることがわかります。

 

ネクストモバイルのように端末の種類が多いと、用途によって機種を選べます。たとえば、自宅での利用が中心で固定回線の代わりとして使いたいならホームタイプのHT110NやHT100Nを選ぶことが可能です。

 

ホームルーターは自宅での利用に特化しているうえ、インテリアにも馴染みます。一方のゼウスWiFiは、ユーザーの希望で端末を選べません。

  • たくさんの端末から自分に合ったものを選びたい
  • ホームルーターも気になっている

上記に該当するなら、端末の種類が多いWiFiサービスを利用しましょう。端末の選択肢が少ないことも、ゼウスWiFiのデメリットです。

 

デメリットB:対応国の数が少なめ

ゼウスWiFiは、世界106ヵ国にしか対応していません。

 

ゼウスWiFi 海外利用

引用:ゼウスWiFi

 

以下は、海外で利用できる他社WiFiサービス対応国の数との比較です。

 

ゼウスWiFi どんなときもWiFi ギガゴリWiFi
対応国の数 106ヵ国 131ヵ国 132ヵ国

※2020年4月1日現在、ギガゴリWiFiの海外利用はできない(対応予定)

 

上記の3社で対応国の数が最も少ないのは、ゼウスWiFiであることがわかります。

 

対応国の数が少ないと、観光需要の少ない国へ渡航したときに利用できない可能性があります。

  • 観光需要の少ない国へ渡航することがある
  • 対応国数の多いWiFiサービスを利用したい

上記に当てはまるなら、多くの国で利用できるWiFiサービスや海外WiFiをおすすめします。

 

対応国の数が少ないことも、ゼウスWiFiのデメリットです。

 

デメリットC:端末の発送がやや遅い

ゼウスWiFiの端末は、最短で翌日に発送されます。

 

ゼウスWiFi 海外利用

引用:ゼウスWiFi公式サイト

 

以下で、他社の対応と比較してみましょう。

 

ゼウスWiFi どんなときもWiFi ネクストモバイル
端末の発送 最短翌日 最短即日 最短即日


上記3社の中でゼウスWiFiの発送は、最も時間がかかります。

 

発送までに時間がかかると、事情があってネット環境がないユーザーにとっては大きな負担です。

  • 少しでも早く新しいサービスを試したい
  • ネット環境がなく不便な思いをしている

上記に当てはまるなら、発送の早いWiFiサービスをおすすめします。

 

端末の発送が他社より少し遅いことも、ゼウスWiFiのデメリットです。

 

デメリットD:支払方法はクレジットカードのみ

ゼウスWiFiの支払いは、口座振替などには対応していません。

 

以下で、他社と支払方法の種類を比較しました。

 

ゼウスWiFi どんなときもWiFi FUJI WiFi
支払方法 クレジットカード クレジットカード クレジットカード
口座振替 コンビニ払い


他社は口座振替やコンビニ払いに対応していますが、ゼウスWiFiはクレジットカード決済のみです。

 

ゼウスWiFiはクレジットカードを持っていないと申し込みできないうえ、新規で作成するには2週間前後もの期間を要してしまいます。

 

ただし、口座振替を選ぶと月額料金が割高になったり、高額な登録費用の支払いが必要になったりします。※回線事業者によって異なる

  • 事情があってクレジットカードを作成できない
  • 2週間前後の作成期間は長すぎる

上記に該当する人は、現金で支払えるWiFiサービスを選びましょう。

 

支払方法がクレジットカードだけであることも、ゼウスWiFiのデメリットです。

 

8. ゼウスWiFiの解約方法と端末を紛失した際の弁済金

解約方法

  1. ゼウスWiFiのマイページを開く
  2. メールアドレスとパスワードを入力してログインする
  3. 解約の手続きを進める
  4. 端末一式を用意する
  5. 端末一式を指定された住所まで返送する

 

端末一式(4点)

  • WiFiルーター本体
  • 個装箱
  • 付属のUSBケーブル
  • 取扱説明書

 

端末の弁済金

  • 18,000円(利用規約)

 

9. ゼウスWiFiの運営会社

ゼウスWiFiの運営会社は、「株式会社Human Investment」です。

 

会社概要

所在地 本社 〒305-0045 茨城県つくば市梅園2-7-3 つくばシティビル303
東京支店 〒160-0022 東京都新宿区新宿2-16-6 新宿イーストスクエアビル3F/4F
設立 平成22年3月1日
資本金 10,000,000円
従業員数 250名(グループ全体)
事業内容 情報通信サービスを基盤としたテレコム事業およびサービス&ソリューション事業


株式会社Human Investmentは、2010年にたった4人の業界未経験者が創業した会社です。

 

設立から業績は右肩上がりで、いまでは年間95億円(2018年12月実績)の売上高まで成長しています。

 

グループ会社には、「株式HUMAN LIFE」や「株式会社S.N.H」があります。株式会社S.N.H(Milky Way)は、幼保一体型バイリンガル保育園を運営しています。

 

10. まとめ ゼウスWiFiの評価

私の個人的な感想ですが、ゼウスWiFiはお得なWiFiサービスであるといえます。

 

専用の端末が用意されているうえに、月額料金や海外での利用料金が安く設定されているからです。

 

ゼウスWiFiを特におすすめしたいのは、以下のような人です。

  • 操作性の高い端末を使いたい
  • お試しで新しいWiFiサービスを使ってみたい
  • 格安でクラウドSIMを利用したい
  • 海外へ長期滞在することがある
  • 契約期間中に解約・乗り換えの可能性がある
  • WiFiサービスの利用が初めて

上記に該当するなら、前向きに検討してみてください。

 

ただし、キャンペーン期間中でないと月額料金は安くならない点には注意しておきましょう。

海外利用料金表

以下は、ゼウスWiFiを海外で利用するときの料金です。

 

国・地域 300MB/1日 1GB/7日 3GB/30日
オーランド諸島 430円 968円 2,420円
アルバニア 699円 1,774円 4,409円
アルジェリア 484円 1,290円 3,226円
アンゴラ 968円 2,634円 6,560円
アルゼンチン 430円 1,130円 2,796円
オーストラリア 377円 968円 2,420円
オーストリア 377円 968円 2,420円
バーレーン 377円 968円 2,420円
バングラディッシュ 592円 1,452円 3,603円
ベルギー 377円 968円 2,420円
ボリビア 699円 1,828円 4,570円
ブラジル 430円 1,130円 2,849円
ブルガリア 377円 968円 2,420円
カンボジア 269円 646円 1,613円
カナダ 377円 968円 2,420円
チリ 592円 1,559円 3,924円
中国 161円 430円 1,076円
中国(VPN) 476円 951円 2,376円
コロンビア 377円 968円 2,420円
コスタリカ 699円 1,828円 4,570円
クロアチア 377円 968円 2,420円
キプロス 377円 968円 2,420円
チェコ 377円 968円 2,420円
デンマーク 377円 968円 2,420円
エクアドル 753円 1,936円 4,839円
エジプト 377円 968円 2,420円
エルサルバドル 915円 2,474円 6,183円
エストニア 377円 968円 2,420円
フィジー 377円 968円 2,420円
フィンランド 377円 968円 2,420円
フランス 377円 968円 2,420円
ドイツ 377円 968円 2,420円
ガーナ 430円 1,130円 2,849円
ギリシャ 377円 968円 2,420円
グアム 430円 1,022円 2,528円
グアテマラ 915円 2,474円 6,183円
香港 161円 430円 1,076円
ハンガリー 430円 1,130円 2,849円
アイスランド 377円 968円 2,420円
インド 430円 1,130円 2,849円
インドネシア 161円 430円 1,076円
アイルランド 377円 968円 2,420円
イスラエル 377円 968円 2,420円
イタリア 377円 968円 2,420円
日本 161円 430円 1,076円
ヨルダン 484円 1,236円 3,118円
カザフスタン 377円 968円 2,420円
ケニア 377円 968円 2,420円
韓国 161円 430円 1,076円
ラオス 269円 699円 1,774円
ラトビア 377円 968円 2,420円
リヒテンシュタイン 430円 968円 2,420円
リトアニア 377円 968円 2,420円
ルクセンブルク 538円 1,344円 3,387円
マカオ 269円 699円 1,774円
マレーシア 161円 430円 1,076円
マルタ 699円 1,774円 4,462円
モーリシャス 699円 1,774円 4,462円
メキシコ 377円 968円 2,420円
モナコ 430円 968円 2,420円
モンゴル 484円 1,236円 3,011円
モロッコ 377円 968円 2,420円
ミャンマー 377円 968円 2,420円
ネパール 430円 1,130円 2,849円
オランダ 377円 968円 2,420円
ニュージーランド 430円 1,130円 2,796円
ニカラグア 915円 2,474円 6,183円
ナイジェリア 699円 1,774円 4,409円
ノルウェー 538円 1,344円 3,387円
パキスタン 377円 968円 2,420円
パナマ 484円 1,236円 3,118円
ペルー 592円 1,452円 2,528円
フィリピン 215円 538円 1,344円
ポーランド 377円 968円 2,420円
ポルトガル 377円 968円 2,420円
プエルトリコ 430円 1,130円 2,796円
カタール 538円 1,344円 3,387円
ルーマニア 377円 968円 2,420円
ロシア 377円 968円 2,420円
サイパン(北マリアナ諸島) 430円 1,022円 2,528円
サンマリノ 430円 968円 2,420円
サウジアラビア 269円 592円 1,505円
セルビア 538円 1,344円 3,387円
シンガポール 215円 592円 1,505円
スロバキア 377円 968円 2,420円
スロベニア 377円 968円 2,420円
南アフリカ 430円 1,130円 2,796円
スペイン 377円 968円 2,420円
スリランカ 377円 968円 2,420円
スウェーデン 377円 968円 2,420円
スイス 377円 968円 2,420円
台湾 215円 484円 1,236円
タンザニア 699円 1,774円 4,462円
タイ 215円 538円 1,344円
ドミニカ共和国 915円 2,474円 6,183円
チュニジア 699円 1,774円 4,409円
トルコ 377円 968円 2,420円
アラブ首長国連邦 484円 1,184円 2,957円

※1日300MBの通信速度は256Kbps

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