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WX04とW05 どちらを選ぶべきか徹底調査

 

WX03の後機種としてNECから販売されたWX04、そしてその2か月後にファーウェイジャパンより販売されたW05。どちらも2108年の最新ルーターの注目株です。買い替えで、どちらにしようか迷っている方も多いはず。

 

今回は、WX04とW05はどちらを選ぶべきなのか、性能や口コミなどを元に解説したいと思います。

 

W05とWX04のスペック表

 

W05、WX04はどういう使い方向きのルーターなのか?

 

後述しますが、口コミはW05のポジティブな意見が圧倒的に多く、ユーザー満足度度もWX04に比べ勝っていました。スペックを見る限り、特に使い方にこだわりがないのであればW05でいいと思います。私も来月乗り換えますが、W05にします。

 

WX04がおすすめのひと

 

  • クレードルを使った、自宅でのWiMAX使用がメイン
  • 充電が頻繁にできない環境にいる

 

W05に比べると回線速度が劣るWX04ですが、クレードルにアンテナの拡張機能がついているため、自宅メインで端末を使用するという方なら、そこまで不自由に感じることはないと思います。

 

バッテリーの持ちもよいので、職場で頻繁に充電できない、移動が多くなかなか充電する暇がない方にもおすすめです。

 

W05 がおすすめのひと

 

  • 速度重視のひと
  • アップロードする機会が多い
  • 最新ルーターが使いたい
  • バッテリーの劣化が気になる

 

W05は上り速度もWX04より1.25倍アップしています。上り速度はデータをアップロードする際に関係するため、YouTube などに動画や音楽を投稿したり Instagram に写真をアップロードしたりする機会が多いひとは、上り速度が優秀なW05が適しています。

 

また、WX04はキャッシュバック等のキャンペーンを受けるとなると3年縛りが前提ですが、W05はGMOとくとくBBのみ2年縛りでもキャッシュバックの恩恵を受ける事ができます。

 

最新ルーターが出たら早く使ってみたい、バッテリーの劣化が気になる…というひとは2年で買い替え可能なW05がおすすめです。WiMAX 3年契約プランはアリなのか?2年契約と比べたメリットデメリット

 

 

WX04とW05の評判や口コミ

 

WX04 のネガティブな評判

 

「届いた初日から、まずは本体の操作がモサモサ。自宅のエリア判定は○、本体の電波表示もマックスにも関わらず、かなり不安定でめちゃくちゃ遅い。そして、とにかく通信が途切れる!
朝・夕方・夜・深夜関係なく、Mac・iPhone関係なくとにかく突然切れる。その都度再起動するも、数十分ともたずまたPCに「インターネットに接続していません」の表示・・・それなのに本体は通信状態の画面。」

 

「移動中に突然下り1〜3Mbps程度になりHWD15よりも下りが遅い時が有ります、しかもノーリミットモードよりも遅いとかあり得ないです。再起動で速度回復しますのでWX04の不具合ですね。」

 

ポジティブな評判

 

「引っ越してからW02自体に全然電波が入らず使い物にならなくなり、wimax電波が入らない家なのかと解約も考えてましたが、wx04にしてから電波3本、W02とは比べ物にならないくらい快適です。クレードルにいれると電波が2本から3本になります。wimaxあきらめなくてよかった」

WX04に関する引用元:価格コム

 

WX04は速度に関する評判が大半でしたが、後述するW05と比べてネガティブな評判が多かったです。

 

W05 のネガティブな評判

 

「やや大きめでしょうか。もう少しスリムだったら良かったと思います。ただほどんど持ち歩かないので私はそこまで気にはしていません」

 

「WX03に比べると結構大きいです。というよりも、今まで使ったモバイルルーターのなかではいちばん大きなものかもしれません。薄さはあまり無いので、携帯には困らないと思いますが。」

 

ポジティブな評判

 

「混雑時でもいまのとこ最低でも15〜20Mbps 良いときで100Mbps超えてきます。平均で50Mbps〜60Bpsあたりでてます。家にいるときなど有線で繋げばあと10くらい上乗せされます。バッテリーも特に問題ありません。再起動等、不具合もいまのとこ一度もありません。替えて大正解だと思います。満足しています。」

 

「自宅がコンクリート住宅のためWIMAXを2Fに置いて使っています。TRY WIMAXでWX04を使いましたが、それに比べると電波の受信能力もWIFI接続の能力もどちらも優っています。WX04の時は1Fだとタブレットがほとんど使えるエリア限られますが、W05は一部受信しにくい場所がありますが、それ以外は問題なくブルーレイレコーダーの番組もフリーズせず再生できポータブルTVとしても使っています。」

W05に関する口コミの引用元:価格コム

 

評判を見る限りW05の圧勝

 

口コミをチェックしてみたところ、WX04はユーザー満足度が「1.96」、W05は「3.91」という結果でした。W0WX 4の評価を下げていたのが 受信感度(電波のつながりやすさ)と、機能性の2つ。途中で途切れるなどの不具合もちらほら上がっていました。

 

ポジティブな意見では専用のクレードルの使用で満足のいく速度を実感しているというひともいたため、使用環境にもいくらか影響されるのかもしれません。

 

W05は受信感度の評価が4.14と好評価。評価を下げていたのはサイズと機能性です。従来のWiMAX端末よりも若干大きいのが不評なようでした。それでも、デザイン性で3.53 となかなかの高評価を獲得しているので、好みの問題もあるかもしれません。

 

WX04とW05の性能・契約期間などの特徴

 

速度比較

 

  • 「W05」→下り最大708 Mbps 上り最大75 Mbps
  • 「WX04」→下り最大440 Mbps 上り最大30 Mbps

 

W05の特徴

 

W05の一番の特徴といえば、下り708Mbpsの高速回線。WX04に比べると、下りの速度が約1.6倍上りの速度は約1.25倍となっています。これは、現行のWiMAX端末では最高速度です。

 

ただ、この速度にはひとつ条件があり、708Mbpsの速度に対応しているのは東名坂の一部エリアのみとなっています。

 

また、W05は回線速度とバッテリー消費が3つのモードから選べるようになっていますが、最大速度が出せるのはハイスピードプラスエリアモード( WiMAX 2の回線と au の回線両方を使用)を選択しているときだけです。

 

ハイスピードプラスエリアモードは一度でも切り替えると、月額に1,005円月額料が上乗せされるため利用は慎重に。3年縛りの場合は無料です。

 

しかし、たとえハイスピードプラスエリアモードを使用しなくても、W05 はハイスピードモードでWX04よりも速度が上回っています。上記の条件をみたしていなかったとしても、通信速度はW05の方が速いといえるでしょう。

 

W05はWi-fi 設定の引っ越しができる

W05には、買い替え前のWi-Fi 設定を引き継ぎできる機能がついています。パソコンやゲーム機器など複数のデバイスを wi-fi に接続している場合は、再設定の手間がいらないので便利です。

W05は充電・回線速度のモードが選べる

W05は回線速度・バッテリー消費のバランスを3つのモードから選択できます。時間の目安は下記の通り。

 

  • ハイパフォーマンスモード→ 約6時間30分
  • ノーマルモード→約9時間
  • バッテリーセーブモード→約10時間30分

※全て ハイスピードモード(WiMAX2回線のみ)を使用した際の時間です。

 

バッテリーの消費時間を調整できるので、外出先のカフェなどで作業をするときにも便利。屋内での使用がどうしても不安な場合は、端末を置くだけで充電できる専用クレードルを使用したり、ノートパソコンのUSBポートで充電しながら利用したりする方法も。

 

これなら、WiMAX端末を充電しながらネットに接続することができるのでそこまでバッテリーの残りを気にする必要はありません。

 

また、W05は常に利用していなければ、待ち受け状態で850時間の起動が可能です。バッテリーの持ちが悪いのでは…との声もありますが、普通に使っている分には十分だと思います。

 

WX04の特徴

 

WX04の専用クレードルには、ダブルウィングがついている

 

クレードルとはスタンド型の拡張機器のこと。

 

WiMAX端末をクレードルに置くだけで充電できるほか、クレードル本体に有線 LAN ケーブルを繋げることでパソコンやゲーム機をインターネット接続することが可能です。クレードルにWiMAX端末をセットするだけで充電できるので、バッテリーの持ちを気にする必要がありません。

 

WX04専用クレードルには、端末の両サイドに「ダブルウィング」と呼ばれる拡張アンテナがついているのが特徴。環境や通信エリアにもよりますが、このパーツがついていることでクレードルを使用していないときに比べて通信エリア20%ほどアップします。参考:https://faq.uqwimax.jp/faq/show/2004?site_domain=wimax

 

W05の専用クレードルにはダブルウィングはついていませんが、使用モードをハイパフォーマンスモード(WiMAXをフルで使う回線)に 自動で切り替えてくれる新機能が付いています。これもエリアによって異なりますが、 ハイパフォーマンスモードを使うことによって最大558 Mbps での使用が可能です。

 

WX04 は契約期間が1年長い

Wi-Fi端末は長く使うと、バッテリーの持ちが悪くなってしまいます。可能であれば2年ほどで新しいものに変えるのが理想です。

 

しかし、WX04 は3年契約がデフォルトとなっており、2年契約はありません。W05は2年契約が用意されているため、バッテリーの劣化を考えるとW05 のほうが気軽に選びやすいといえます。

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