このエントリーをはてなブックマークに追加 

EX WiFiの料金と評判 利用するメリット・デメリット

「EX WiFi」は、サービス開始が2019年10月ということもあって情報が少ないですが、評判が良くてコスパも高いなら使ってみたいですよね。

 

そこで今回は、EX WiFiの良い評判と悪い評判、プラン別の利用料金などをご紹介します。本ページでしか得られないEX WiFiの情報がてんこ盛りですので、ぜひご覧になってください。

 

 

EX WiFiの料金プランと速度

EX Wi-Fi

料金プラン 月額料金 通信速度 下り最大/上り最大
50GBプラン 2,980円

通信方式:LTE
通信方式:3G

150Mbps/50Mbps
42Mbps/5.76Mbps

端末のスペック

機種名 FS030W
製造元 富士ソフト
サイズ(高さ×幅×厚さ) 約74.0×約74.0×約17.3mm
同時接続台数 15台
WiFi規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac
連続通信時間 最大20時間

EX WiFiの良い評判

サービス開始直後のため、SNS上でも評判が見つかりませんでした。当サイトでは、ご利用されている方からの口コミを募集しております。ご協力いただける方は問い合わせページよりお願いいたします。

 

EX WiFiの悪い評判

サービス開始直後のため、SNS上でも評判が見つかりませんでした。当サイトでは、ご利用されている方からの口コミを募集しております。ご協力いただける方は問い合わせページよりお願いいたします。

 

EX WiFiを利用するメリット

  • 「50GB」の料金では他社より安い
  • 月額料金が一定
  • 対応エリアが広くて繋がりやすい
  • 端末が小さくてバッテリーは長持ち
  • すぐに利用できる
  • 違約金は安め

下記から、詳しく見ていきましょう。

 

メリット@:「50GB」の料金では他社より安い

EX WiFiは、2,980円/50GBで利用できます。同じ50GBのプランで比べてみても、大手キャリアより安く他社WiFiサービスでも安い部類に入ることがわかります。

 

大手キャリアと比較
EX WiFi ドコモ ソフトバンク au
プラン名 - ギガホ

ウルトラ
ギガモンスター+

データMAXプラン
容量 50GB 30GB 50GB 上限なし
月額料金 2,980円 6,980円 6,500円 5,980円

他社WiFiサービスと比較
EX WiFi ネクストモバイル Broad WiMAX
容量 50GB 30GB 7GB
月額料金 2,980円 2,700円 2,726円

上限は50GBなので、「通信量が少ないプランで節約したい」「でも月7GBは少ない」という人にはEX WiFiがぴったりです。50GBの料金が安いことは、EX WiFiのメリットといえます。

 

メリットA:月額料金が一定

EX WiFiは、契約の途中で料金が上がることはありません。

 

他社WiFiサービスでは、契約から1〜2年まで割引して2〜3年目から料金が上がることもあります。どんなときもWiFiは契約年数は2年ですが、2年以降は料金が上がってしまいます。

 

EX WiFi Broad WiMAX どんなときもWiFi
1〜2ヶ月目 2,980円 2,726円 3,480円
3〜12ヶ月目 2,980円 3,411円 3,480円
12〜24ヶ月目 2,980円 3,411円 3,480円
25ヶ月目以降 2,980円 4,011円 3,980円

たとえば、Broad WiMAXは1〜2ヶ月目と25ヶ月目以降では約1,300円、どんなときもWiFiの25ヶ月目以降は500円も月額料金が上がるのです。

 

EX WiFiなら月額料金が常に一定なので、契約年数が長くなったからといって料金を多く支払う必要はありません。月額料金が一定であることも、EX WiFiの大きなメリットです。

 

メリットB:対応エリアが広くて繋がりやすい

EX WiFiは、全国の人口カバー率99%を誇るソフトバンクの電波を利用しているからです。WiMAXの対応エリアと比べると、範囲が広いうえに建物内も繋がりやすい傾向にあります。

 

 

※引用:ソフトバンク、WiMAX

 

ソフトバンクの電波が繋がりやすい理由は、「基地局の数」と「電波の周波数帯域」にあります。

 

基地局の数が多いほど広い範囲に電波が届きますが、WiMAXの63,500局に対してソフトバンクは約2倍の126,500局もの基地局を有しているからです。

 

WiMAXは高周波数帯域の電波ですが、ソフトバンクはあらゆる周波数帯域を利用しています。つまり、高周波数帯域の弱点を低周波数帯域の電波でフォローしているのです。

 

高周波数帯域 低周波数帯域
メリット 高速通信が可能 障害物を回り込める
デメリット 直線的な動きで障害物に弱い 通信速度はやや劣る

都市部でも建物が多い場所や山間部にお住まいの人でも、EX WiFiなら他社の固定回線やWiFiサービスより電波が入る可能性があります。

 

対応エリアが広くて繋がりやすいことも、EX WiFiのメリットです。

 

メリットC:端末が小さくてバッテリーは長持ち

FS030Wは、手のひらサイズで最大20時間の連続通信が可能です。

 

他社WiFiサービスの端末と比べても、コンパクトでバッテリー性能に優れています。WiMAXのW06、どんなときもWiFiのD1といった最新機種と比較してみましょう。

 

FS030W W06 D1
サイズ(高×幅×厚) 74.0×74.0×17.3mm 128.0×64×11.9mm 127.0×65.7×14.2mm
重量 約128g 約125g 約151g
最大通信時間 約20時間 約9時間 約12時間

サイズは、他社の端末より小さいことがわかります。重量は3gだけ「W06」に劣りますが、2倍以上のバッテリー性能を考慮すると軽いといえます。

 

大手キャリアや格安SIMだけを利用している人にとって端末の2台持ちは面倒ですが、EX WiFiなら端末が小さいので他社モバイルWiFiの端末と比べると気になりません。

 

端末が小さくてバッテリー性能が優れていることも、EX WiFiのメリットです。

 

メリットD:すぐに利用できる

申し込みから、最短即日の発送に対応しているからです。他社のWiFiサービスは、意外と最短即日の発送に対応していないこともあります。

 

発送日
  • EX WiFi:最短即日
  • So-net WiMAX:最短翌日
  • ワイモバイル:最短翌日・翌々日

EX WiFiなら申し込みからすぐに発送してもらえるので、ユーザーも早く利用することが可能です。スマホと違ってモバイルWiFiは店頭で買えることが少ないだけに、対応の早さが求められます。

 

すぐに利用できることも、EX WiFiのメリットです。

 

メリットE:違約金は安め

EX WiFiの違約金は、更新月以外の解約で9,500円です。2〜3年縛りの他社WiFiサービスと比較しても、比較的安いことがわかります。

 

更新月以外の解約金
  • EX WiFi:一律9,500円
  • ネクストモバイル:1〜12ヶ月目:19,000円・13〜24ヶ月目:14,000円・26ヶ月目以降:9,500円
  • GMOとくとくBB:1〜24ヶ月目:24,800円・25ヶ月目以降:9,500円

違約金を設定しているWiFiサービスの多くは1年目から2年目は15,000〜20,000円もの違約金が発生しますが、EX WiFiは常に9,500円です。

 

「契約期間中に解約するかもしれない」「高額な違約金を支払いたくない」という人は、違約金が安いか違約金の設定がないWiFiサービスを選ぶといいでしょう。

 

違約金の金額が比較的安いことも、EX WiFiのメリットです。

 

EX WiFiを利用するデメリット

  • 通信速度は速くない
  • 制限後の速度が遅い
  • プランの種類が少ない
  • 契約期間が長い
  • 本体代金が高い
  • 申し込み後は身分証の画像の提出が必要
  • 支払いはクレジットカード決済のみ
  • USIMカードの返却がある

下記から、詳しく説明していきます。

 

デメリット@:通信速度は速くない

FS030Wのベストエフォート値は、下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsですが、実測値ではこれを大きく下回っています。

 

※ベストエフォート値については「ベストエフォート値とは?ポケットWiFiのベストエフォート値と実測値の比較」を参照

 

他社WiFiサービスの実測値と比べても、劣っていることがわかります。先ほど同様に、WiMAXはW06、どんなときもWiFiはD1といった最新の端末との比較です。

FS030W W06 D1
下り平均値 17.51Mbps 43.2Mbps 21.67Mbps
上り平均値 9.29Mbps 4.61Mbps 7.14Mbps

※みんそくの実測値データから引用

 

上り平均値ではW06やD1より少し速いものの、下り平均値はW06を大きく下回っています。

 

他社よりも、SNSの投稿などはスムーズに行えます。しかし、高画質な動画の視聴や容量の大きなアプリのダウンロードなどは遅いと感じることがあるかもしれません。

 

デメリットA:制限後の速度が遅い

月間50GBを超過すると、通信速度が128Kbps(0.128Mbps)まで低下してしまいます。他社のWiFiサービスと比較すると、制限後の通信速度は遅いことがわかります。

 

速度制限後の速度
  • EX WiFi:128Kbps
  • Broad WiMAX:1Mbps
  • ワイモバイル:1Mbps
  • どんなときもWiFi:384Kbps

※EX WiFi以外の2社は無制限プランで比較(7GBプランは128Kbpsに制限される)
※どんなときもWiFiは「著しくネットワークを占有するレベルの大容量通信」をしたときの速度

 

たとえば、WiMAXやワイモバイルの1Mbpsは「標準画質の動画なら問題なく視聴できる速度」です。対する128Kbpsは、動画はおろかWEBサイトの表示やメールですら遅く感じてしまいます。

 

「制限されてもある程度は速いほうがいい」という人は、WiMAXやワイモバイルといった他社のWiFiサービスの検討をおすすめします。

 

デメリットB:プランの種類が少ない

EX WiFiは、50GBプランの一択です。他社のWiFiサービスは、複数のプランを用意していることがほとんどです。使い放題プランがあれば、上限を気にすることなくインターネットを使うことができます。

 

プランの種類
  • EX WiFi:50GBプラン
  • ネクストモバイル:20GBプラン・30GBプラン・使い放題プラン
  • Broad WiMAX:ギガ放題プラン・ライトプラン

複数のプランが用意されていると、たとえば「50GBでは少なくなってきたから使い放題プランに変更したい」ということも可能ですが、EX WiFiではそれができません。

 

「途中でプランを変更したくなるかもしれない」という人は、複数のプランを用意しているWiFiサービスを選ぶことをおすすめします。プランの種類が少ないことも、EX WiFiのデメリットです。

 

デメリットC:契約期間が長い

契約期間3年というのは、モバイルWiFiの中でも長い部類に入ります。類似したサービスのネクストモバイルだけでなく、WiMAXの回線元であるUQ WiMAXよりも長い契約期間であることがわかります。

 

契約期間
  • EX WiFi:3年
  • ネクストモバイル:2年
  • UQ WiMAX:2年

契約期間が長くなると、最新機種の登場やバッテリーの劣化など端末の不具合が起きる確率が高まります。契約から3年も経過すると、もっと性能の優れた機種が増えてバッテリーもすぐに切れてしまうのです。

 

「常に最新の機種を使いたい」「3年縛りは長い」という人は、契約期間の選択肢が豊富な他社WiFiサービスや縛りのないレンタルWiFiなどをおすすめします。

 

デメリットD:本体代金が高い

FS030Wの機種代金は、1,000円×36ヶ月=36,000円です。他社WiFiサービスの端末代金と比べても、高額であることがわかります。

 

端末の代金
  • EX WiFi:36,000円
  • ネクストモバイル:無料
  • UQ WiMAX:15,000円

3年契約を続けると実質無料ですが、中途解約では残金を一括で支払わなければなりません。

 

2年で解約した場合、9,500円の違約金に端末代の残り1年分に相当する12,000円(1,000円×12ヶ月)が加算されるので、解約時には21,500円も支払う必要があるのです。

 

EXwifi 解約と端末の残債シミュレーション

 

しかも、WiMAXのように最新の端末というわけでもなく、FS030Wは汎用モデルのためにネット上でも安く販売されているので、EX WiFiでFS030Wを手に入れると割高感があります。

 

FS030Wの料金

引用:Amazon

 

他社のネクストモバイルでも、端末代は「19,000円相当」と記載されています。

 

「端末代を安くしたい」「解約時に多額の費用を支払いたくない」という人は、端末代が無料のWiFiサービスを選ぶことで解約時の負担を減らすことができます。本体代金が高いことも、EX WiFiのデメリットです。

 

デメリット.E:申し込み後は身分証の画像の提出が必要

申し込みフォームへの入力が終わったあと、「画面に表示されるメールアドレス」または「自動返信メールに記載されたメールアドレス」に身分証の画像を添付して送信しなければなりません。

 

基本的にクレジットカード払いのWiFiサービスは、免許証や保険証といった身分証の提出は省略されることが多いのですが、EX WiFiは身分証の提出が義務付けられています。

 

身分証の提出
  • EX WiFi:必要
  • ネクストモバイル:クレジットカード決済は不要・※口座振替のみ必要
  • どんなときもWiFi:クレジットカード決済は不要・※口座振替のみ必要

身分証を用意して写真を撮るのは面倒なうえ、大切な個人情報を送らなければならなりません。

 

「個人情報を送るのが嫌」「身分証の提出が面倒」という人は、他社WiFiサービスを検討するといいでしょう。ただし、他社でも口座振替を選択すると身分証の提出が発生するので注意してください。
申し込み後に身分証の画像の提出があることも、EX WiFiのデメリットです。

 

デメリットF:支払いはクレジット決済のみ

EX WiFiは、口座振替に対応していません。他社の場合は、クレジットカードのほかに口座振替も用意されていることがほとんどです。

 

支払い方法
  • EX WiFi:クレジットカード
  • ネクストモバイル:クレジットカード・口座振替
  • どんなときもWiFi:クレジットカード・口座振替

※ネクストモバイルの使い放題プランは口座振替に対応していない

 

つまり、クレジットカードがないとEX WiFiを申し込むことができないのです。仮に新規でクレジットカードを作成するにしても、2週間前後もの期間を要します。

 

「現金で支払いたい」「理由があってクレジットカードは作成できない」という人は、口座振替に対応したモバイルWiFiをおすすめします。ただし、口座振替は毎月200円の手数料が必要です。

 

デメリットG:USIMカードの返却がある

EX WiFiは買取型のモバイルWiFiですが、契約終了時にUSIMカードは返却しなければなりません。

 

レンタル型の場合はUSIMカードや端末の返却があって当たり前ですが、買取型ですとSIMの返却は不要の事が多いです。

 

買取型モバイルWiFi USIMカードの返却
  • EX WiFi:必要
  • ネクストモバイル:不要
  • Broad WiMAX:不要

しかも、紛失や故障などでUSIMカードが返却できない場合は3,000円の弁償金が発生します。

 

「カードは小さいから紛失しそう」「返却を忘れそう」という人は、注意するか返却のないモバイルWiFiを検討しましょう。USIMカードの返却があることも、EX WiFiのデメリットです。

 

EX WiFiの解約方法と解約手数料

解約方法

  • 電話で解約の旨を伝える
  • メールの場合は返信を待つ
  • USIMカードを返送する

なお、初期契約解除は契約書面を受け取った日を含む8日以内に電話申告して、端末一式を8日以内に返送する必要があります。(返送料はユーザー負担)

 

解約手数料

更新月以外:9,500円

 

EX WiFiの運営会社

EX WiFiは、「株式会社ファイナルブルー」が運営しています。

 

会社概要
  • 本店所在地:〒158-0083 東京都世田谷区奥沢7-3-7 自由が丘ビル2階
  • 設立:2015年6月10日
  • 連絡先:03-6432-3606(代表)
  • 商品の問い合わせ:0570-028-176

 

EX WiFiの運営以外には、タブレット制作・販売、ウォーターサーバーの営業・販売、イベントの企画・運営、イベントスタッフの教育・派遣など、手広い事業を展開しています。

 

EX WiFiの評価 どういう人におすすめか?

今回は、EX WiFiの良い評判と悪い評判、プラン別の利用料金などをご紹介しました。

 

以下は、EX WiFiがおすすめの人です。

  • 大容量を安い料金で使いたい人
  • 契約年数が増えるごとに料金を値上げしてほしくない人
  • 光回線が導入できない、WiMAXの電波が入らない場所にお住まいの人
  • 2台持ちが嫌な人
  • 長時間外出することが多い人
  • すぐに端末を使いたい人

EX WiFiはデメリットも多いですが、使い方によってはお得に利用できます。自分の用途に合っていると判断したなら、ぜひ使ってみてください。

 このエントリーをはてなブックマークに追加 
TOPへ