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どんなときもWiFiの通信障害状況とつながらない時の対策

現在、どんなときもWiFiは度重なる通信障害と対応の悪さでSNSは大荒れしています。

  • 今どんな状況なのか詳しく知りたい
  • つながらないときの対処法はないのか
  • 不便だから解約したい

こういった不安を持つユーザーも、決して少なくないのではないでしょうか。

 

そこで今回は、どんなときもWiFiの通信障害状況やつながらないときの対策などをご紹介します。

 

今、どんな行動を取るべきなのか判断できるような内容をお伝えします。

 

 

1. どんなときもWiFi 現在の状況

  1. 現在の状況
  2. 4月以降の利用者の口コミ
  3. 違約金なしで解約する方法
  4. どんなときもWiFiの最新情報の入手方法
  5. 違約金を負担してもらって乗り換える方法

 

上記の5つについて、詳しく解説していきます。

 

1-1 現在の状況

どんなときもWiFiでは4月1日午前0時までの改善を目標に総力を挙げて対応しましたが、現在も通信障害が継続しているユーザーもいます。

 

現在、通信障害が継続するユーザーは2つの選択ができます。

 

  1. 契約を継続
  2. 無料で解約

 

下記から、個別にみていきましょう。

 

選択@:契約を継続

通信障害が続いていても、契約を継続することは可能です。

 

契約を継続する場合は、以下の条件が適用されます。

 

適用前 適用後
月額料金 3,480〜3,980円 0円
3月・4月の月額料金 - 返金
月々の制限 無制限 25GB
制限後の通信速度 384Mbps 0.064Mbps
制限超過後の追加料金 - なし
代替サービスの利用 - 上限1万円まで補償

※月額はクレジットカード決済を選択した場合の料金で、契約期間で異なる
※違約金は契約期間で異なる

 

月額料金が無料になるのは「案内メール」が届いたユーザーだけです。

 

 

返金については、請求処理の関係から「一旦請求して後日に返金」したあと、5月以降の料金は発生しない旨がアナウンスされています。

 

また、1ヶ月25GBになったことで追加で別のインターネットサービス(レンタルWiFiなど)が必要になった場合は、上限1万円を1回まで負担してもらえます。

 

選択A:無料で解約

4月1日以降も通信障害が継続しているなら、違約金0円で解約できます。

 

【従来の違約金】
契約経過月 違約金
0〜12ヶ月目 19,000円
13〜24ヶ月目 14,000円
26ヶ月目以降 9,500円


ただし、無料の解約は以下の条件を満たさなければなりません。

 

【4月1日午前0時以降に…】

  • 1週間で2回以上、30分以上連続で低速(384Kbps以下)になった場合
  • 3時間以上の低速が一度でも発生した場合

以下の条件は、無料解約が認められません。

  • 通信が途切れる(クラウドSIM特有の現象のため)
  • エリア圏外
  • アクセス集中やキャリア側による障害が原因
  • 端末が故障している場合
  • 料金が未納で利用停止状態にある場合

無条件で、無料解約できるわけではないことを知っておきましょう。なお、無料の解約方法については後述します。

 

通信障害が継続する人と継続しない人がいる理由

通信障害が継続するのは、過去のデータ使用量が多かったユーザーが中心です。

項目名 ここに説明文を入力

 

時期 内容
3月7日 1日のデータ使用量が3GBに達すると下り1Mbpsまで低下
3月12日 1日3GB超過で下り5Mbps前後まで改善
4月1日以降 1日5GBを超えると「下り4Mbps、上り1Mbpsへ低速化」
さらに、1日10GBを超えると「下り128Kbpsまで低速化」

どんなときもWiFiからの4月3日付通知メールには「過去のデータ通信実績において一定の基準を超えたお客様に対し、制限をかけざるを得ない」と明記されていました。

 

 

つまり、過去のデータ使用量が多かったユーザーは「自動的に月25GBプランへ移行」されてしまうのです。

 

ただし、月25GBプランへ移行しても上限を超過しなければ低速化することはありません。

 

1-2 4月以降の利用者の口コミ

4月以降も、通信が不安定な状態は続いています。

 

 

そして、通信障害などでインターネットに接続できないユーザーによる問い合わせが、今もなお殺到している状況です。

 

 

3月19日以降はオペレーターを増員して、サポートセンター受付時間は延長されています。

 

どんなときもWiFiの通信障害問い合わせ

引用:どんなときもWiFi公式サイト

 

変更前 変更後
受付時間 AM11:00〜PM18:00 AM7:00〜PM24:00
対応時間 7時間 17時間
サポートセンター 0120-048-277


ただし、受付時間を拡大したあとでも電話はつながりにくい状況が続いていました。(4月1日以降は受付時間の延長を終了)

 

 

周囲のユーザーは案内メールが届いているのに自身には届いておらず、不安に思うユーザーも少なくありません。

 

また、解約しようとしても解約フォームが用意されておらず、今後スムーズに解約できるかわからない状態に不安になるユーザーもいました。

 

 

返金のタイミングがわからず、右往左往しているユーザーも…

 

 

SNSではどんなときもWiFiに関する投稿が数分単位で相次ぐほど、ユーザーの不満や不安はピークに達しているのがわかります。

 

1-3 違約金なしで解約する方法

違約金なしで解約する方法は、以下のとおりです。

  1. 専用の解約フォームを開く
  2. 【ご契約中の情報確認】を入力する
  3. 「送信」を選択する

専用の解約フォームが開けるようになったのは、4月8日になってからです。

 

ただし、通信障害ではなく端末本体の不具合が原因であることも多いようです。

 

解約を申し込む前に後述の「どんなときもWiFiがつながらない場合の対策」を試してみてください。

 

1-4 どんなときもWiFiの最新情報の入手方法

どんなときもWiFiの最新情報の入手方法は主に2つあります。

  1. どんなときもWiFi公式サイト
  2. どんなときもWiFi公式ツイッターアカウント

下記から、簡単にみていきましょう。

 

入手方法@:どんなときもWiFi公式サイト

お客様サポートにある「お知らせ」ページで、最新情報を公開しています。

 

サポートお知らせ

引用:どんなときもWiFi公式サイト

 

現在の対応だけでなく、通信障害が起こり始めたときの対応や経緯なども閲覧することができます。

 

入手方法A:どんなときもWiFi公式ツイッターアカウント

公式ツイッターアカウントでも、最新情報を発信しています。

 

公式Twitter

引用:どんなときもWiFi公式ツイッターアカウント

 

更新は、ツイッターの方が少し早いのかもしれません。公式サイトとツイッター、どちらもチェックしておくと間違いないでしょう。

 

1-5 違約金を負担してもらって乗り換える方法

無料解約の対象でない場合は、違約金を負担してもらって乗り換える方法もあります。

 

解約にかかった費用を負担してもらえる他社モバイルWiFiへ乗り換えることで、解約時の負担をおさえることができるのです。

 

たとえば、Broad WiMAXの「契約解除料負担キャンペーン」を活用すれば、違約金19,000円までを負担してもらえます。

 

WiMAX

引用:Broad WiMAX公式サイト

 

ただし、同様のキャンペーンにはいくつか注意点があります。

  • 他社インターネットを利用中であること
  • 端末の分割代金や工事費用は対象外
  • 契約期間がある

レンタルWiFiであるどんなときもWiFiから乗り換える場合は、乗り換え先の利用条件や契約期間には注意しておきましょう。

 

2. 障害の経緯

以下に、今回の障害の経緯を簡単にまとめました。

 

大規模な通信障害は何度も起きているため、大きく3つに分けてご紹介します。

  1. 1回目の通信障害:2020年2月21日〜2月29日
  2. 2回目の通信障害:2020年3月5日〜3月18日
  3. 3回目の通信障害:2020年3月18日〜4月1日

下記から、詳しくみていきましょう。

 

1回目の通信障害:2月21日〜2月29日

1回目の通信障害は、2月21日夕方から2月29日に発生しています。

 

 

 

2月24日、どんなときもWiFi公式サイトでは以下のようなアナウンスがありました。

 

2月21日夕方頃から発生していると思われる、一部ご利用者様への通信不具合についてご報告いたします。現在、調査中ではありますが、当社が利用しているSIMの一部にキャリア側のトラブルが発生している可能性がございます。

 

引用:どんなときもWiFi公式サイト

 

このときの通信障害は、「SIMの一部にキャリア側のトラブルが発生している可能性」との見解を示しています。

 

そして、翌日の25日には「26日未明には全て解消予定」との報告がありました。

 

25日18:00現在、概ね復旧しておりますが一部回線のみ現在も復旧作業を進めており26日未明には全て解消予定です。

なお、復旧できていない一部回線を掴んだ場合でもクラウドSIMの仕組み上、自動的に正常な回線に切り替わりますので、長時間低速状態になることはありません。
万が一、長時間の低速状態が解消されない場合は「2/25(火)PM21時〜2/26(水)PM21時」までの24時間、下記URLにて不具合復旧の申請を受け付けております。

 

引用:どんなときもWiFi公式サイト

 

しかし、26日以降も低速化が解消されることはなかったのです。

 

 

 

28日には、以下のようなアナウンスがありました。

 

先日より緊急で進めていた大幅な回線増強を昨日2/27に実施、完了いたしました。これにより現在も不具合が続いている解消が見込める予定でございます。

 

しかし、同日中に以下の報告があったのです。

 

解消に向けて緊急の回線状況を連日実施しておりましたが、新型コロナウィルスの影響により、通信設備の入荷が遅れており、追加の増強が出来ない状況となっております。

現時点で3/1を目安に解消する見込みでございます。

 

今回の件につきまして通信不具合対象のご利用者様への補償を検討しております。

通信料の減額や違約金の免除を視野に入れ協議中でございます。
3/2頃に今後の対応について再度ご案内致しますので詳しくはそちらのアナウンスをお待ちください。

 

引用:どんなときもWiFi公式サイト

 

つまり、28日時点の発表では「大幅な回線増強を2/27に実施」としていながらも、同日には「追加の増強ができない状況」と変更されたのです。

 

1回目の通信障害は、3月1日には解消

2/21(金)〜2/29(土)にかけて一部のお客様に発生していた通信不具合(低速化)についてですが、3/1(日)に完全復旧しております。

 

このときの通信障害の補償は、以下のとおりです。

  • 契約を継続するユーザー:次月の月額料金1ヶ月分を減額
  • 契約解除希望のユーザー:違約金を免除

しかし、3月1日付けで解消されたと思われた通信障害は継続してしまいます。

 

2回目の通信障害:3月5日〜3月18日

2回目の通信障害は、3月5日から3月18日に発生しています。

 

このときはすでに、どんなときもWiFiユーザーの間では「10GB制限」の噂が広まっていました。

 

 

 

この噂を受けて、どんなときもWiFiでは以下の報告を掲載しています。

 

SNS上で拡散されているような”1日10GB以上利用した場合384Kbpsに制限する”といった制限は、サービス開始当初から現在も含め、設けておりませんのでご安心ください。

 

引用:どんなときもWiFi公式サイト

 

ユーザーへ原因の報告はないものの、18日には以下のようなアナウンスがありました。

 

お問い合わせいただいたお客様のご利用状況と弊社保有端末の検証内容を基に詳細な調査を実施した結果、2月末の不具合とは性質が異なっており原因の特定が難航しております。

 

引用:どんなときもWiFi公式サイト

 

上記の報告により、3月5日から3月18日までの通信障害が「2月21日から2月29日までのもの(1回目の通信障害)とは異なる」ことがわかったのです。

 

18日の発表時点では、2回目の通信障害の補償について「協議中」としていました。

 

3回目の通信障害:3月18日〜4月1日

3月18日からは、間髪入れずに3回目の通信障害が起こります。

 

 

 

3回目が発生した時点での報告は、以下のとおりです。

 

3/18 23:30現在、当社回線に本日ご案内させていただいた内容とは別の通信障害が発生していることを確認致しました。短期間での通信障害の再発については弁解の余地もございません。

 

引用:どんなときもWiFi公式サイト

 

そして、上記の発表があった19日中にはオペレーターを増員してサポートセンターの受付時間を拡大して対応しました。

 

多数のお客様にお待ちいただいている状況を受け、サポートセンターの受付時間を一時的に延長しご対応をさせていただきます。

 

引用:どんなときもWiFi公式サイト

しかし、問い合わせの殺到により「つながらない」というユーザーが続出したのです。

 

 

 

中には、200回以上電話をかけてもつながらなかったユーザーも…。

 

 

さらに翌日の20日には早期解決を実現させるために、ユーザーの声を多く集める「調査依頼申請フォーム」を設置したのです。

 

お客様のお声を最大限収集し、早期解決に向けた動きを迅速化するため更に「調査依頼申請フォーム」を設置いたしました。下記URLよりお持ちの端末IMEIや発生している事象をご入力・送信いただければ、当社にて調査後ご連絡をさせて頂きます。

 

引用:どんなときもWiFi公式サイト

 

21日には、回線休止申請を案内しています。

 

これ以上ご迷惑をおかけしない為にもご希望のお客様に対して「回線休止」の措置をとることを決定いたしました。

 

引用:どんなときもWiFi公式サイト

 

なお、調査依頼申請フォームは回線休止申請の案内と同時に閉鎖しています。

 

翌日の22日になると、「回線休止の詳細」も報告されました。

 

《回線休止に関する注意事項》

 

■回線休止日:当フォームより申請頂いた日の翌日
例)3/21中に申請 → 3/22 AM9時以降に順次停止

 

■休止期間中の費用:休止完了日を含む再開日までの日割り料金を免除
例)3/22に休止 → 4/1より再開
※3/22〜3/31までの10日分の料金を免除(次月以降の請求予定金額より減額予定)

 

引用:どんなときもWiFi公式サイト

 

同時に「復旧見込みが4月上旬であること」や、「違約金免除の実施は未定」であることもアナウンスされました。

 

23日には、7:00〜24:00までに拡大された受付時間が「10:00〜19:00」へ変更されたことが報告されました。

 

お問い合わせの状況を考慮して、誠に勝手ながら3月23日より下記の受付時間に変更とさせていただきます。

 

引用:どんなときもWiFi公式サイト

 

24日、月額料金免除期間の拡大がアナウンスされます。

 

先日、回線休止の措置についてご案内させていただきましたが、月額料金の免除期間を拡大することを決定いたしましたので、お知らせさせて頂きます。

 

引用:どんなときもWiFi公式サイト

 

「3月22日から3月31日まで」の10日分としていた月額料金免除を、3月16日から3月31日までの16日分へと拡大したのです。

 

このとき、4月1日からの再開に向けて総力を挙げて対応している旨も報告されています。

 

30日には、サポートセンター受付時間延長は4月1日付で終了することがアナウンスされました。

 

連日の障害による影響でお電話が大変繋がりにくい状況を受け、3/19(木)よりサポートセンターの受付時間を一時的に延長しておりましたが、お問い合わせの状況を考慮して、4月1日より延長を終了させていただきます。

 

引用:どんなときもWiFi公式サイト

 

再び30日には、「休止措置が4月1日までであること」や「3月分の基本料金を返金する予定」であることも報告されています。

 

休止措置は3月31日までとし、4月1日より再開とさせていただきます。

今回のご不便とご迷惑をおかけしたお詫びとして、

 

・3月分の基本料金を返金

 

の実施を予定しております。

 

引用:どんなときもWiFi公式サイト

 

また、4月1日以降も障害が継続してしまったユーザーを対象に、「3月と4月の基本料金2ヶ月分の返金」と「違約金免除」の実施がアナウンスされました。

 

最後の4月8日には、3月の月額料金の返金についての案内がありました。

  • 返金対象について
  • 返金までの流れ
  • 4月度の月額料金について

以上が、どんなときもWiFiの通信障害の経緯です。

 

uCloudlinkの主張

度重なる通信障害について、一部のユーザーからは「提供元」であるuCloudlinkが原因であるという意見もありました。

 

 

一方の提供元であるuCloudlinkは、「自社のCloudSIMプラットフォームや通信端末自体は全く問題なく稼働している」とのコメントを自社公式サイトで発表しています。

 

名指しは避けているものの、「一部代理店様」がどんなときもWiFiを指していることは明白です。

 

uCloudlink公式サイト

引用:uCloudlink公式サイト

 

 

実際には通信障害が起こっているのは、どんなときもWiFiだけではありません。

 

「限界突破WiFi」や「THE WiFi」「最安値保証WiFi」など、クラウドSIMを取り扱う代理店は共通して同じような現象が起こっているのです。

 

 

ただし、各社で対応に差があることもSNSで指摘されています。

 

 

3. どんなときもWiFiがつながらない場合の対策

どんなときもWiFiがつながらない場合の対策です。

  1. 端末の再起動
  2. 通信機器のSIMカードを挿し替える
  3. ほかのサービスに乗り換える

下記から、詳しくみていきましょう。

 

対策@:端末の再起動

クラウドSIMは、端末の再起動により接続される回線が変わります。

 

たとえば、ソフトバンク回線に接続されていても端末を再起動させることで、ドコモやauなど別の回線へ切り替わるのです。

 

U2s(D1)は電源ボタンを18秒の長押しすることで、再起動ができます。

 

再起動電源

引用:Glocalnet公式サイト

 

3秒なら電源ON、5秒なら電源OFFといったように長押しの時間によって動作が異なるので、注意してください。

 

低速化が発生したときは、まずは端末の再起動を試してみましょう。

 

対策A:通信機器のSIMカードを挿し替える

SIMカードが原因である可能性もあるからです。

 

自身のSIMカードを利用している場合はSIMカードが原因かもしれないので、挿し替えることで改善される可能性もあります。

 

SIMカード挿し替えの手順は、以下のとおりです。

 

  1. 端末のカバーを開く(爪をひっかけてゆっくりと外す)
  2. SIMカードを取り外す
  3. 新しいSIMカードを挿入する(端子面は裏)
  4. カバーを入れて電源を入れる
  5. WiFiのアイコンが点滅から点灯へ変わるのを待つ
  6. 電波のアイコンが点滅されるとSIMが認識される
  7. 端末のカバーは、サイドにロゴがある側が開きます。

 

カバー開き方

引用:Glocalnet公式サイト

 

SIMカードを装着後のAPN設定の画面で「Cloud SIM」を選択すれば、SIMカードが装着された状態でクラウドSIMに戻すことも可能です。

 

自身のSIMカードを利用している人は、SIMカードの挿し替えも行ってみましょう。

 

対策B:ほかのサービスに乗り換える

クラウドSIMはどんなときもWiFiと同じようなリスクがあり、実際に他社でも通信障害が起こっているからです。(他社の事例については後述)

 

他社の解約金を負担してもらえるのは、以下のような回線です。

 

  • Broad WiMAX
  • NURO光

 

NURO光は乗り換えの負担こそありませんが、45,000円のキャッシュバックがあるので違約金を相殺することができます。

 

ただし、上記リンク先の専用ページから申し込まなければなりません。

 

ほかのサービスへ乗り換えることで、通信障害から逃れることも可能です。

 

4. どんなときもWiFiはなぜ通信障害を起こしたのか?

想定される原因は、以下のとおりです。

  1. テレワークの増加(利用率の増加)
  2. 必要なSIMが調達できていない
  3. 新規クラウドサーバー設備が取り寄せられない

 

下記から、順にみていきましょう。

 

原因@:テレワークの増加

コロナウィルスの影響により、テレワークを推進する企業も増えました。

 

実際にテレワークの推進や休校の影響を受けて、ANNニュースでも「平日昼間のネット通信量は急増している」と報道されています。

 

 

クラウドサーバーの設備にも関係しますが、ユーザーや通信量の急増で通信品質が保てなくなっている可能性があるのです。

 

もともとCMで知名度が向上していただけに、新規申し込みが集中していても無理はありません。

 

テレワークの増加でユーザーが増え、ユーザーに合った設備が確保できなかったことから通信障害が発生したものと推測できます。

 

原因A:新規クラウドサーバー設備が取り寄せられない

必要な新規クラウドサーバーが調達できていないことも関係しています。

 

クラウドサーバーを提供しているのは中国に本社を構える「uCloudlink社」ですが、コロナウィルスの影響により中国からの輸入は止められている状態です。

 

どんなときもWiFiはサーバーを増強したくても必要な設備を導入できないことから、通信障害が行ってしまったのでしょう。

 

  • 急なテレワーク普及でユーザーや通信量が増加
  • 必要なサーバー設備が入ってこない

 

コロナウィルスの影響で上記2つの要因が重なり、通信障害が発生した可能性は高いといえます。

 

原因B:必要なSIMが調達できていない

ソフトバンクが新規SIMカードの提供をストップしていた可能性があります。

 

実際に、3月20日には以下のようなアナウンスがありました。

  • @一部のキャリアからのSIMカードの提供がストップしており、SIMの増強に延滞が生じている
  • ASIMカードを動かす為の設備の製造および発送が停止、延滞している

引用:どんなときもWiFi公式サイト

 

明確に「ソフトバンク」と名指ししていたわけではありません。

 

しかし、クラウドSIMにおける接続先はソフトバンク回線が中心であることからも、ソフトバンクである可能性が高いのです。

 

ほかにも、いくつかの根拠もあります。

 

  • ネクストモバイルの無制限プランが廃止
  • ギガゴリWiFiの無制限プランが50GBプランへと変更
  • それがだいじWiFiの無制限プランが100GB超保証プランへ戻る

 

それが大事

引用:それがだいじWiFi

 

ソフトバンク回線の提供を受けている他社も相次いで「使い放題」や「無制限」などを撤回したり、新規参入業者もそれらを取り扱わなかったりしています。

 

どんなときもWiFiでは十分なデータ量の確保ができていない状況が起こり、ユーザーや使用量が増加したことから、通信障害が起きたものと思われます。

 

無制限のWiFiサービスやユーザーが増加したことで、ソフトバンクの回線網が圧迫されていることから、ソフトバンクのSIMの提供がストップしているのかもしれません。

 

必要なSIMが確保できなかったことも、通信障害が起きた原因のひとつです。

 

5. どんなときもWiFiの解約方法

  1. 契約解除の受付をする
  2. 端末一式をそろえる
  3. 宅配業者に依頼して返送する

 

ただし、初期契約解除と中途解約では方法や手順が異なります。

 

具体的な手順については以下の記事で詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。

 

どんなときもWiFi 解約手順と解約の際に注意する点

 

6. その他のクラウドSIMでの障害事例

限界突破WiFiでも、どんなときもWiFi同様の通信障害が発生しています。

 

同社は同じ無制限を提供するWiFiサービスであり、3月下旬から通信速度が低下しているのです。

 

以下の表で、時系列を追って簡単にまとめました。

 

時期 内容
3月7日 1日のデータ使用量が3GBに達すると下り1Mbpsまで低下
3月12日 1日3GB超過で下り5Mbps前後まで改善
4月1日以降 1日5GBを超えると「下り4Mbps、上り1Mbpsへ低速化」
さらに、1日10GBを超えると「下り128Kbpsまで低速化」

※通信量は毎日24時にリセット

限界

引用:限界突破WiFi公式サイト

 

運営元のエックスモバイルはメーカーや供給先との交渉を続けたものの、供給元からの「突然の変更」によって上記の条件を飲むしかなかったようです。

 

限界突破WiFiがユーザーへ取った対応は、以下のとおりです。

  • 解約手数料をはじめとする各種手数料不要での対応
  • 満足できなかったユーザーを対象に3月分の利用料金の返金

対象は2020年3月末日までに加入したユーザーで、返金の申し込みは限界突破WiFi専用の返金申請フォームから行う必要があります。

 

経緯や対応については、社長が以下の動画で説明しています。

 

https://www.youtube.com/watch?v=vK5QiKfY2n4&feature=emb_logo

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