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C mobileの評判とメリット・デメリット

あなたは、ドコモのクロッシィが使える「C mobile」を検討していませんか。

 

しかし、悩みや疑問を解決しないと決断できないですよね。

  • 公式サイトを見ても理解できない箇所がある
  • なぜクロッシィがいいのか
  • 悪い部分も知りたい

そこで今回は、C mobileの評判とメリット・デメリットをご紹介します。C mobileに関する疑問が解決できるので、どうぞご覧ください。

 

 

1. C mobileの料金プランと速度

C mobileの情報を、以下に分けてお伝えします。

  1. 料金プラン
  2. 通信速度
  3. 速度制限

下記から、順にみていきましょう。

 

1-1 料金プラン

契約手数料 3,000円
月額料金 C mobile Xi III(5GB) 2,800円
C mobileプラスXi 使い放題 3,600円
契約期間 3年
契約形態 買取(分割払い)

1-2 通信速度

以下は、C mobileの通信速度です。

  • 下り最大:150Mbps
  • 上り最大:50Mbps

 

1-3 速度制限

以下は、速度制限がかかる条件です。

  • C mobile Xi III:当日を含む3日間の合計データ通信量が500MBを超過
  • C mobileプラス Xi 使い放題:当日を含む3日間の合計データ通信量が2GBを超過

制限がかかると、128Kbpsまで低速化してしまいます。

 

2. 端末のスペック

 

FS030W
製造元 富士ソフト
サイズ 約74×74×17.3mm
重さ 約128g
最大同時接続台数 15台
バッテリー 3,060mAh
連続最大通信時間 約20時間

3. C mobileのキャンペーン

C mobileでは、最大20,000円キャッシュバックバックキャンペーンを実施中です。

  1. キャッシュバックの受取方法
  2. キャッシュバックの受取時期

下記から、2つについて詳しく解説していきます。

 

キャッシュバックの受取方法

キャンペーンが適用されるには、以下の条件を満たす必要があります。

  • キャンペーン期間内で新規で申し込むこと
  • 11ヶ月以上契約を継続すること
  • C mobileから送られてくるメールのアンケートに回答

ひとつでも条件が揃わなければ、キャッシュバックは受け取れません。

 

申し込みを忘れないように、注意する必要があります。

 

キャッシュバックの受取時期

キャッシュバック受取時期は、ルーター配送予定日から11ヶ月後の1ヶ月間です。

 

申し込み完了後に送られたアンケートメールを、上記の返信受付期間内に返信します。

 

なお、キャッシュバックは口座振り込みで受取ります。

 

4. C mobileの良い評判

 

 

5. C mobileの悪い評判

 

 

6. 【他のポケットWiFiと比べた】C mobileを利用するメリット

  1. ドコモのLTE回線を利用できる
  2. 追加のキャッシュバックがある
  3. 中途解約時の違約金が安い
  4. 補償オプションの内容が充実している
  5. 手厚いサポートが受けられる

下記から、詳細を説明していきます。

 

メリット@:ドコモのLTE回線を利用できる

C mobileは、ドコモのLTE回線「クロッシィ」を利用できます。

 

クロッシィ

引用:C mobile公式サイト

 

WiFiサービスの多くはauやソフトバンク回線ですが、ドコモのクロッシィ回線を使用するWiFiサービスは多くありません。

 

端末がFS030Wなら、ソフトバンク回線を使用することが多いです。

 

C mobile ネクストモバイル ギガゴリWiFi
使用される回線 ドコモ ソフトバンク ソフトバンク


ドコモ回線を使うことで、ソフトバンクやau回線にはないメリットもあります。

 

以下は、クロッシィ回線の特徴です。

  1. 全国の広い範囲をカバー
  2. 建物内でも電波を拾いやすい
  3. 大手キャリア3社の中で最も基地局の数が多い
  4. 電波状況の改善意欲が高い

下記から、それぞれの特徴を順に見ていきましょう。

 

特徴@:全国の広い範囲をカバー

クロッシィ回線の人口カバー率は、2014年度末時点ですでに99%を達成しています。

 

クロッシィエリア

引用:NTTドコモ公式サイト

 

電波が届きにくい山間部や屋外部には、「小型無線基地局装置」が導入されています。

 

富士通と共同で開発・評価を進めた装置で、特徴は以下のとおりです。

  • 1台の装置で2つの周波数帯域を用いたエリア展開ができる
  • クロッシィとFOMAの同時対応が可能
  • 安易な工事で設置が困難な山間部や屋外設置に対応

 

小型無線基地局装置

引用:富士通公式サイト

 

県庁所在地などの主要都市はほぼ完全にカバーされているうえ、山間部や海上なども広い範囲でカバーされています。

 

また、山間部には800MHz帯を使って「電波を届きやすくしている」ことも特徴です。

 

LTEエリア

引用:NTTドコモ公式サイト

 

※低周波数帯の電波は「障害物を回り込める」という特性がある

  • 自宅に光回線が導入できない
  • WiMAXのエリア判定が「×」だった

上記のような人には、大手キャリアの電波を利用するモバイルWiFiをおすすめします。

 

特徴A:建物内でも電波を拾いやすい

クロッシィは、幅広い周波数帯域の電波を使用しているからです。

 

そもそも電波は周波数帯によって、特性が異なります。

 

高周波数帯域 低周波数帯域
WiMAX(5.0GHz/2.4GHz)など FOMA(800MHz/2.0GHz)など
メリット 高速通信が可能 障害物に強い
デメリット 障害物に弱い 通信速度は劣る


大手キャリアのみが対応する800MHz〜900MHz帯は、「プラチナバンド」と呼ばれています。

 

インターネット通信に適した周波数帯で、地下や山間部なども電波が繋がりやすくなります。

 

直進性が低く、「障害物の回り込み」が可能だからです。

  • 普段の通勤に地下鉄を利用する
  • 建物の密集地や山間部に住んでいる

上記のような人は、低周波数帯を利用するモバイルWiFiをおすすめします。

 

特徴B:大手キャリア3社の中で最も基地局の数が多い

クロッシィ回線を提供ドコモは、大手キャリア3社の中で最も多い基地局を有します。

 

LTEの基地局だけで202,400局もあり、これはauやソフトバンクの合計に近い数です。

 

キャリア別基地局数

※総務省:携帯電話・全国BWAに係る電波の利用状況調査の評価結果より

 

高密度で大容量の基地局配置により、他社と比べて通信エリアが広く繋がりやすいのです。

  • auやソフトバンク回線でも電波が届きにくい

上記のような人には、C mobileをおすすめします。

 

特徴C:電波状況の改善意欲が高い

NTTドコモの公式サイトでは、ユーザーの意見を随時募集しているからです。

 

電波状況

引用:NTTドコモ公式サイト

 

希望であれば、改善予定や電波状況などをメールで回答してもらうことができます。

 

ただし、モバイルWiFiや格安SIMなどのMVNOサービスのユーザーは、MVNOの窓口へ問い合わせる必要があります。

 

大手キャリア3社の中で最もインフラが整っているのに、さらなるエリア充実や品質向上を目指しているのです。

 

電波状況の改善意欲が高いことも、ドコモのクロッシィ回線の特徴です。

 

メリットA:キャッシュバックがある

新規申し込みで、最大20,000円のキャッシュバックを受け取れます。

 

cmobileキャッシュバックキャンペーン

引用:C mobile公式サイト

 

FS030Wを取り扱うWiFiサービスで、キャッシュバックがあるのは珍しいです。

 

実際に、FS030を取り扱う他社WiFiサービスと比較してみましょう。

 

C mobile ネクストモバイル ギガゴリWiFi
キャッシュバック 最大20,000円 なし なし


上記3社でキャッシュバックが用意されているのは、C mobileだけです。

 

ギフト券ではなく現金が振り込まれるため、好きに使うことができます。

  • キャッシュバック特典を受けたい
  • 現金で支払ってほしい

上記に該当する人は、特典のあるC mobileをおすすめします。

 

キャッシュバックがあることは、C mobileのメリットです。

 

注意:受け取りには条件がある

パソコンやタブレット、友人の紹介などを行う必要があります。

 

cmobileキャッシュバックキャンペーン適用条件

引用:C mobile公式サイト

  1. キャッシュバックキャンペーン
  2. キャッシュバック増額キャンペーン

以下は、キャッシュバックキャンペーンの適用条件です。

 

タブレットセットをセットで申し込む:5,000円
パソコンをセットで申し込む:10,000円

 

ただし、上記は「先着100名限定」なので申し込む予定なら早めに済ませましょう。

 

続いて、キャッシュバック増額キャンペーンの適用条件です。

  • 友人を紹介する:10,000円

利用中のユーザー、紹介されたユーザーに、それぞれ5,000円が支払われます。

 

つまり、「パソコン・タブレットセットの申し込み」と「友人の紹介」の2つの条件を満たさないと、最大20,000円のキャッシュバックは受け取れないのです。

 

キャッシュバックキャンペーン適用条件

 

  • パソコンやタブレットの購入予定がない
  • C mobileを使いたい友人がいない

C mobileのキャッシュバックは、誰でも受け取れるわけではない点に注意してください。

 

メリットB:中途解約時の違約金が安い

C mobileの違約金は、9,500円です。

 

FS030Wを取り扱う他社WiFiサービスの違約金と比較してみましょう。

 

C mobile ネクストモバイル ギガゴリWiFi
違約金 更新月以外:9,500円 0〜12ヶ月目:19,000円 1〜12ヶ月目:18,000円
13〜24ヶ月目:14,000円 13ヶ月目以降:8,000円
26ヶ月目以降:9,500円

※上記は更新月以外に解約した場合の料金

 

他社の場合は1年以内に解約すると2万円近くの違約金が発生してしまいます。

 

一方のC mobileは、どのタイミングでも9,500円で解約できます。

 

cmobile契約解除料

引用:C mobile公式サイト

 

ただし、C mobileは解約時に端末代金も発生することを忘れないようにしましょう。(詳細はデメリットで後述)

  • 解約時の負担はできるだけ減らしたい
  • 契約期間中に解約する可能性がある

上記に当てはまる人は、解約時の支払いが少ないWiFiサービスをおすすめします。

 

違約金が安いことも、C mobileのメリットです。

 

メリットC:補償オプションの内容が充実している

月額400円の「ONLY Wi-Fi 安心サポート」は、補償内容が充実しています。

 

cmobile Wi-Fi安心サービス

引用:C mobile公式サイト

 

故障・破損・水濡れ・全損・盗難・紛失があったとき、2,000円でリファビッシュ品へ交換してもらえます。

 

※リファビッシュ品:初期不良や中古機器などを修理・調整して新品に近い状態に仕上げたもの

 

特に「紛失」は補償されないことが多いのですが、C mobileでは補償の対象に含まれます。

 

以下は、同じFS030Wを取り扱う他社との比較です。

 

C mobile ネクストモバイル ギガゴリWiFi
オプション料金 月額400円 月額300円 月額300円/月額500円
オプション名 ONLY Wi-Fi 安心サポート 安心サポート 安心サポート/安心サポートワイド
紛失の補償 × ×


ネクストモバイルやギガゴリWiFiの補償オプションは、「紛失」が対象外です。

 

特にギガゴリWiFiは、補償範囲が拡大した「安心サポートワイド」でも紛失は含まれません。

 

C mobileなら紛失しても補償されるので、万が一のときにも安心です。

  • 物をなくすことが多い
  • 外出時にルーター端末を持ち歩く頻度が高い

上記に当てはまる人は、紛失にも対応した補償オプションをおすすめします。

 

補償オプションの内容が充実していることも、C mobileのメリットです。

 

メリットD:手厚いサポートが受けられる

C mobileには、2つの問い合わせ窓口があります。

  • 電話
  • WEBフォーム

特筆すべきは、電話サポートです。

 

受付時間が長いうえに、土日の受付にも対応しています。

 

cmobile 電話問い合わせサポート

引用:C mobile

 

以下は、同じ端末を取り扱う他社WiFiサービスとの比較です。

 

C mobile ネクストモバイル ギガゴリWiFi
受付時間 10:00〜21:00 11:00〜18:00 10:00〜19:00
休日 年中無休 日・年末年始 技術:年中無休
事務手続き:土日祝
電話の種類 フリーダイヤル IP電話 IP電話
※解約はフリーダイヤル ※入会はフリーダイヤル


ネクストモバイルやギガゴリWiFiの事務手続きは休日があり、ほとんどはIP電話です。

 

一方のC mobileは年中無休で、問い合わせ内容に関係なくフリーダイヤルを利用できます。

 

受付時間や受付日数が長いので、万が一のトラブル時も安心です。

  • モバイルWiFiの利用が初めて
  • 何かあったときに的確に対応できるか不安

上記に該当する人は、電話サポートが充実したWiFiサービスをおすすめします。

 

サポートが手厚いことも、C mobileのメリットです。

 

7. 【他のポケットWiFiと比べた】C mobileを利用するデメリット

  1. 月額料金が高い
  2. 直近の制限があって上限は少ない
  3. 契約期間が長い
  4. 開通月は日割り計算されない
  5. キャッシュバックの受け取りが遅い
  6. 中途解約で端末代金の残債が発生
  7. 通信速度が遅い
  8. プランの数が少ない
  9. 選べる端末の数が少ない
  10. 端末の発送が少し遅い
  11. 支払方法はクレジットカード決済のみ
  12. オプション未加入時の弁済金が高額

下記から、詳細を見ていきましょう。

 

デメリット@:月額料金が高い

C mobileの月額費用は、やや高額です。

 

実際にFS030Wを取り扱う他社と、月額料金を比較してみましょう。

 

C mobile ネクストモバイル ギガゴリWiFi
使い放題プラン 3,600円 3,100円 3,050円
月間容量プラン 5GB:2,800円 20GB:2,400円 20GB:2,350円
30GB:2,700円 30GB:2,650円


使い放題プランでは、最高値であることがわかります。

 

月間容量プランにおいても、5GBしかない割に2社の20GBより高額です。

 

つまり、月額料金だけを比較するとC mobileは決してお得とはいえません。

  • できるだけ安いモバイルWiFiを契約したい
  • 月間容量プランを使いたい

上記に該当する人は、月額料金が安い他社WiFiサービスをおすすめします。

 

月額料金が高いことは、C mobileのデメリットです。

 

料金を総額で比較

上記で比較した3社を、3年間継続して契約した場合の総額も比較します。

 

以下は、3社の無制限プランの総額をまとめたものです。

 

C mobile ネクストモバイル ギガゴリWiFi
1年 46,200円 40,200円 39,600円
2年 89,400円 77,400円 81,600円
3年 132,600円 120,600円 123,600円

※総額には契約手数料を含む
※キャッシュバックと解約手数料は含まない

 

Wi-Fi3社総額比較

 

3社の契約年数は異なりますが、3年の総額で見てもC mobileが最も高額です。

 

料金を重視するなら、C mobileを契約するメリットはあまりありません。

 

デメリットA:直近の制限があって上限は少ない

C mobileの使い放題プランには、「3日間2GB」の制限があります。

 

直近の制限としては、かなり厳しい部類に入ります。

 

実際に、他社WiFiサービスと比較してみましょう。

 

C mobile ネクストモバイル 縛りなしWiFi UQ WiMAX
直近の制限 1日666MB なし 1日2GB 3日10GB

 

同じFS030Wと取り扱うネクストモバイルには、直近の制限はありません。

 

「WiMAXとPocket WiFi」を取り扱う2社でも、3日10GBや1日2GBです。

 

C mobileの場合、1日あたりにすると700MBも使えないことがわかります。

 

cmobile通信制限

引用:C mobile公式サイト

 

インターネットの利用頻度が高いと、すぐに制限がかかるほど厳しいです。

 

なお、制限は3日間の合計が2GBを下回ることで自動的に解除されます。

  • 1日あたりのデータ通信量が多い
  • 制限のないモバイルWiFiを使いたい

上記に該当する人には、直近の制限のないWiFiサービスをおすすめします。

 

3日間2GBの制限があることも、C mobileのデメリットです。

 

制限後は128Kbpsまで低速化

C mobileは、ドコモのクロッシィ回線を利用しているからです。

 

他社WiFiサービスと比べて、極端に低速化してしまいます。

 

C mobile UQ WiMAX Pocket WiFi どんなときもWiFi
制限後の速度 128Kbps 1Mbps 1Mbps 384Kbps


128Kbpsまで低速化すると、利用はかなり限定的です。

  • メールやLINEの送受信
  • IP電話アプリや音声通話など(テレビ電話は不可)

WEBページの閲覧やSNS、動画の視聴などはほとんどできません。

 

制限がかかると、他社WiFiサービスより低速化することを知っておきましょう。

 

1日700MBでできること

3日2GBは1日あたり約700MBですが、何ができるかご紹介します。

 

C mobileで1日にできることは、以下のとおりです。

 

用途 データ量 700MBの目安
メール 5KB/1通 約14万通
LINE メッセージ 2KB/1通 約35万通
スタンプ 10KB/1通 約7万通
SNS Twitter 1MB/1投稿 約700投稿
Instagram 5MB/1ページ 約140ページ
WEB ニュース 1MB/1ページ 約700ページ
ショッピングなど 2MB/1ページ 約350ページ
YouTube 低画質 120MB/1時間 約5時間
標準画質 324MB/1時間 約2時間


メールやメッセージアプリの利用が中心なら問題ない容量です。

 

しかし、YouTubeの標準画質ならたったの2時間で700MB近くに達してしまいます。

 

「動画の閲覧が多い」という人は、制限の緩い他社WiFiサービスの方が快適に利用できます。

 

デメリットB:契約期間が長い

C mobileの契約は、3年もあるからです。

 

FS030Wを取り扱う他社と比較してみましょう。

 

C mobile ネクストモバイル ギガゴリWiFi
契約期間 3年 2年 1年


今後は「5G」の展開が予想されるため長期契約を見送るユーザーも多い中、C mobileは3年もの契約期間を設けています。

 

cmobile契約期間

引用:C mobile公式サイト

 

すぐに解約したくても「縛り」があれば、大きな足かせとなります。

  • 他社や新しいサービスが気になっている
  • 長期間の契約は難しい

上記に該当する人には、契約期間の短いWiFiサービスを選びましょう。

 

契約期間が長いことも、C mobileのデメリットです。

 

デメリットC:開通月は日割り計算されない

C mobileの開通月は日割り計算ではなく、満額が請求されます。

 

以下は、他社WiFiサービスの開通月の扱いとの比較です。

 

C mobile ネクストモバイル ギガゴリWiFi
開通月の請求 全額 日割り計算 日割り計算


同じFS030Wを取り扱うWiFiサービスの中で、C mobileだけは全額請求です。

 

つまり、C mobileを契約するなら「月初め」にしないと損をしてしまいます。

 

たとえば、利用開始が4月1日でも4月29日でも同じ3,600円が請求されてしまうからです。

 

※使い放題プランの料金

 

cmobile月額費用

引用:C mobile公式サイト

  • 開通月に損をしたくない
  • タイミングを気にせずに申し込みたい

上記に当てはまる人は、日割り計算されるWiFiサービスにしましょう。

 

開通月は日割り計算されないことも、C mobileのデメリットです。

 

デメリットD:キャッシュバックの受け取りが遅い

C mobileのキャッシュバック受け取りは、約1年後です。

 

キャッシュバック特典のある他社と、受け取りまでの期間を比較してみましょう。

 

C mobile BIGLOBE WiMAX JP WiMAX
受け取りまでの期間 約1年 サービス開始翌月 契約完了後すぐ
キャッシュバック金額 最大20,000円 7,000円 Amazonギフト券10,000円分

※JP WiMAXは2020年2月執筆時点で新規契約を一時停止中

 

2社が翌月までには受け取れるのに対して、C mobileは受け取りに1年もかかります。

 

受け取れるまでの期間が長いと、「受け取り忘れ」の可能性が高くなります。

 

実はキャッシュバックの受け取り忘れは5割前後といわれ、事業者側も把握したうえで期間を設定しているのです。

  • キャッシュバックの受け取りを忘れそう
  • すぐにキャッシュバックを受け取りたい

上記に該当する人は、すぐにキャッシュバックを受け取れるWiFiサービスを選びましょう。

 

キャッシュバックの受け取りが遅いことも、C mobileのデメリットです。

 

デメリットE:中途解約で端末代金の残債が発生

実はC mobileの契約期間中は、36回払いで端末代金を支払い続けています。

 

「端末代金が毎月割引」されているため、月額料金は変わらないのです。

 

cmobile端末割

引用:C mobile公式サイト

 

3年の契約期間中に解約すると、残り期間の端末代を一括請求されてしまいます。

 

以下は、FS030Wを取り扱う他社WiFiサービスとの比較です。

 

C mobile ネクストモバイル ギガゴリWiFi
端末代金の残債 あり なし なし
※1,300円×(36回-利用月) ※端末代金0円 ※端末の返却は必要


買取型のネクストモバイルは端末代が無料で、レンタル型のギガゴリWiFiは端末の返却だけです。

 

C mobileは3年以内に解約すると、「1,300円×(36回-利用月)」の残債を請求されます。

 

cmobile注意事項

引用:C mobile公式サイト

 

契約1年で解約すると、31,200円(1,300円×24回)もの残債を支払わなければなりません。

 

9,500円の違約金も加わるので、1年で解約なら40,700円もの支払いがあります。

  • 解約時の大きな負担は避けたい
  • 契約期間内に解約する可能性がある

上記に該当する人は、端末代の残債のないWiFiサービスをおすすめします。

 

中途解約で端末代の残債があることも、C mobileのデメリットです。

 

46,800円の端末代は割高

FS030Wは、通販なら新品でも15,000円前後で購入できてしまうからです。

 

FS030W

引用:楽天市場

 

2016年12月に発売された古い端末であることを踏まえれば、かなり割高といえます。

 

ちなみに、2020年に発売されたWiMAXの最新機種でも15,000円で購入できます。

 

WAIMAX端末料金

引用:UQ WiMAX

 

3年が経過すれば端末代金は無料なので、長期利用が前提なら気にする必要はありません。

 

デメリットF:通信速度が遅い

以下の理由により、C mobileの通信速度は速くありません。

  • LTE回線を利用しているため
  • 最新の機種ではないから

LTEはWiMAX回線のような高周波数帯域ではなく、FS030Wは最新機種より性能が劣ります。

 

理論値と実測値を、他社WiFiサービスの代表機種と比較してみましょう。

 

WiFiサービス名 C mobile UQ WiMAX Pocket WiFi
代表機種 FS030W W06 801HW
理論値 下り最大 150Mbps 1,237Mbps 972Mbps
上り最大 50Mbps 75Mbps 37.5Mbps
実測値 下り平均 19.85Mbps 50.68Mbps 37.43Mbps
上り平均 10.65Mbps 5.57Mbps 6.83Mbps

※FS030Wの上り最大はC mobile公式サイト上には「150Mbps」と記載されているが、ドコモ公式サイトでは50Mbpsと記載

 

ほかの2社と比べて上り速度は速いですが、下り速度では圧倒的に負けています。

 

SNSやYouTubeへの投稿などは、スムーズに行えるでしょう。

 

なお、FS030Wの実測値はソフトバンク回線で計測されていますが、ドコモ回線でも変わらないことを前提として掲載しています。

  • 用途は動画やWEBページの閲覧が中心
  • 通信速度を重視してモバイルWiFiを選びたい

上記に該当する人は、他社WiFiサービスをおすすめします。

 

通信速度が遅いことも、C mobileのデメリットです。

 

デメリットG:プランの数が少ない

C mobileには、2種類しかプランがありません。

 

FS030Wを取り扱う他社と、プラン数を比較してみましょう。

 

C mobile ネクストモバイル ギガゴリWiFi
各社のプラン ・使い放題プラン ・フラット20GBプラン ・20GBプラン
・5G制限プラン ・フラット30GBプラン ・30GBプラン
・使い放題プラン ・50GB超プラン


他社と比べて、選択肢は少ないことがわかります。

 

C mobileは5GBと無制限では容量に開きがあるため、契約するプランは限られます。

 

たとえば、「月間のデータ使用量が10GB前後」という場合はネクストモバイルやギガゴリWiFiなら20GBプランを選択できます。

 

しかし、C mobileは使い放題プラン一択になってしまうのです。

  • 月間容量のあるプランを選んで節約したい
  • 月々のデータ使用量が10〜20GB前後

以上に該当するなら、選択肢の多いWiFiサービスを選びましょう。

 

プランの数が少ないことも、C mobileのデメリットです。

 

デメリットH:選べる端末の数が少ない

C mobileは、FS030Wしか選べないからです。

 

WiMAXやPocket WiFiなら、多くの端末を取り扱っています。

 

C mobile UQ WiMAX Pocket WiFi
端末の種類 ・FS030W ・WX06 ・803ZT
・W06 ・801HW
・WX05 ・701UC
・W05 ・601ZT
・HOME 02 ・603HW
HOME L02 ・506HW
・HOME 01
・HOME L01/L01s


大手WiFiサービスと比較すると、C mobileは大きく見劣りしてしまいます。

 

同じFS030Wを扱うWiFiサービスでも、少ない部類に入ります。

 

C mobile ネクストモバイル ギガゴリWiFi
端末の種類 ・FS030W ・FS030W ・FS030W
・HT100LN


UQ WiMAXやネクストモバイルは、ホームタイプの端末も用意しています。

 

ホームルーターは、家庭向けに特化した端末です。

  • 最大同時接続台数が多い(HOMEシリーズは20台前後)
  • インテリアに馴染むおしゃれなデザイン

 

ホームルーター

引用:UQ WiMAX公式サイト

 

選択肢が多いと、用途で端末を選ぶことができます。

  • 持ち運びが多い:モバイルルーター
  • 自宅での利用が前提:ホームルーター
  • 充電の長い端末が欲しい:WXシリーズやFS030Wなど
  • 通信速度の速い端末が欲しい:WシリーズやHWシリーズなど

自分の用途で端末を選びたいなら、多くの端末から選べるWiFiサービスにしましょう。

 

端末の種類が少ないことも、C mobileのデメリットです。

 

デメリットI:端末の発送が少し遅い

C mobileの発送は、最短翌日です。

 

同じ端末を取り扱う他社WiFiサービスと比べてみましょう。

 

C mobile ネクストモバイル ギガゴリWiFi それがだいじWi-Fi
端末の発送 最短翌日 最短即日 1週間前後 最短即日


ギガゴリWiFiは、サービス開始から1ヶ月も経っていないことによる混雑が原因なので例外です。

 

残り2社は最短即日発送なので、C mobileは遅い部類に入ることがわかります。

 

即日発送でも到着は早くて翌日なので、翌日発送なら最短でも到着に2日はかかります。

 

※到着日はエリアによって異なる

  • すぐにでも端末を使いたい
  • 自宅にネット環境がない

上記に該当するなら、発送日の早いWiFiサービスを選びましょう。

 

端末の発送が少し遅いことも、C mobileのデメリットです。

 

デメリットJ:支払方法はクレジットカードのみ

C mobileの支払いは、クレジットカード決済のみです。

 

他社のWiFiサービスは、口座振替に対応していることもあります。

 

以下は、同じ端末を扱う他社との比較です。

 

C mobile ネクストモバイル ギガゴリWiFi
支払方法 クレジットカード クレジットカード クレジットカード
口座振替


ネクストモバイルだけは、2種類の支払方法に対応しています。

 

サービス開始から間もないギガゴリWiFiは、口座振替にも対応する予定です。

 

ギガゴリWi-Fi 支払い

引用:ギガゴリWiFi

 

ただし、口座振替を選ぶと割引額が減ったり手数料が上乗せされたりすることが多いです。

  • 事情によりクレジットカードが作成できない
  • 2週間前後のクレジットカード作成期間を待てない

上記に該当する人は、口座振替に対応したWiFiサービスを選ぶこともできます。

 

支払方法がクレジットカードのみであることも、C mobileのデメリットです。

 

デメリットK:オプション未加入時の弁済金が高額

C mobileは、オプション未加入時の弁済金が30,000円です。

 

同じFS030Wを取り扱う、他社WiFiサービスと比較してみましょう。

 

C mobile ネクストモバイル ギガゴリWiFi
オプション未加入時の弁済金 再購入30,000円 再購入18,000円 10,000円

※C mobileとネクストモバイルの「再購入」は買取型のため、ギガゴリWiFiは別の端末を貸出

 

他社の場合は、おおむね10,000円以内であることがわかります。

 

一方のC mobileは、弁済金として端末代より高額な金額が発生します。

  • 補償オプションの加入予定がない
  • 端末を紛失したり故障させたりすることがある

上記に該当するなら、補償オプションへの加入や他社WiFiサービスを検討しましょう。

 

オプション未加入時の弁済金が高額であることも、C mobileのデメリットです。

 

8. C mobileの解約方法と端末を紛失した際の弁済金

【解約方法】

  1. C mobileの問い合わせ窓口を利用する(電話/WEBページ)
  2. 解約の旨を使える
  3. 担当者の指示に従って解約手続きを進める

 

cmobile問い合わせ窓口

 

【端末を紛失した際の弁済金】

  • オプションあり:2,000円
  • オプションなし:30,000円
  • SIM再発行手数料:3,000円

9. C mobileの運営会社

C mobileは、「株式会社NEXT ONE」が運営しています。

 

【会社概要】

運営責任者 斉藤 徹
所在地 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-3-5 NBF渋谷イースト3F
電話 0120-966-041
FAX 03-5774-5521
メール info@c-mobile.jp
資本金 9,000万円
従業員数 100名(正社員数)
※2017年3月末時点
売上実績 14億円
※2016年5月期


以下は、NEXT ONEの主な事業内容です。

  • 情報通信事業
  • モバイル事業
  • ウォーターサーバー事業
  • WEBマーケティング事業

C mobile以外にも、さまざまな事業を運営していることがわかります。

 

10. まとめ C mobileの評価

今回は、C mobileの評判とメリット・デメリットをご紹介しました。

 

調査した私の率直な感想は、「あまりおすすめできない」です。

 

理由は、大きく3点あります。

  • 契約年数が長く解約時の負担も大きい
  • 他の回線でも内容に大差がない割に制限は厳しい
  • セット申し込みや紹介がないと特典を受けられない

「自宅はドコモ回線以外つながらない」という場合を除けば、特筆すべきメリットがありません。

 

どうしても契約するなら、補償オプションへの加入は検討しましょう。

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