WiMAXを家電量販店の店舗やショップで契約するデメリット
ヤマダ電機や、ヨドバシなど多くの家電量販店の店舗には、WiMAXの特設ブースが設けられています。
家電量販店の店舗のブースで申し込みをすると、各家電量販店の店舗が実施しているキャンペーンを受けて契約する事ができます。また、量販店以外にもUQ ショップやauショップなどの店舗でも契約はできます。
ただし、家電量販店の店舗やショップでの契約はもったいないです。
その理由は、家電量販店の店舗やショップよりも、WiMAXのプロバイダがWEB上で実施しているキャンペーンを利用した方がが月額料金が安かったり、同じWiMAXを有利な条件で契約できるためです。
私はWiMAXを10年近く使っていますが、家電量販店の店舗でWiMAXを契約したことは一度もありません。
家電量販店の店舗とプロバイダの料金比較
初期費用 | 月額1ヶ月目 | 2ヶ月目 | 3〜24ヶ月目 | 25〜36ヶ月目 | 3年間合計 | 契約期間 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
カシモWiMAX![]() |
\3,000 | \1,380 | \3,580 | \3,580 | \4,079 | \135,668 | 3年 |
BIGLOBE![]() |
\3,000 | \4,780 | \4,780 | \4,780 | \3,980 | \160,080 | 1年 |
So-net![]() |
\3,000 | \3,380 | \3,380 | \4,379 | \4,379 | \148,656 | 3年 |
ヤマダ電機 | \18,000 | \3,880 | \3,880 | \3,880 | \3,880 | \157,680 | 2年 |
ビックカメラ | \18,000 | \3,880 | \3,880 | \3,880 | \3,880 | \157,680 | 2年 |
ヨドバシ | \18,000 | \3,880 | \3,880 | \3,880 | \3,880 | \157,680 | 2年 |
UQ WiMAX | \18,000 | \3,880 | \3,880 | \3,880 | \3,880 | \157,680 | 2年 |
Broad WiMAX | \3,000 | \2,726 | \2,726 | \3,411 | \4,011 | \131,626 | 3年 |
家電量販店の店舗の料金はUQ WiMAXと同じ
ヤマダ電機、ビックカメラ、ヨドバシカメラ共に料金体系はUQ WiMAXと同じです。
WEBキャンペーンとの大きな違いは、端末料金15,000円(税抜き)が実費でかかる事と、キャッシュバックや月額割引等のキャンペーンがない事です。
PCなどと同時購入キャンペーンを行っている事もありますが、割引ではなく、PCの料金などを分割払いで購入できるキャンペーンです。
WiMAXでおすすめのプロバイダ
おすすめはカシモWiMAX
キャンペーン特典
- 月額料金の割引
- モバイルルーター端末無料(W06、WX06、L02、WiMAXHOME 02)
※初期契約解除が適用可能
カシモWiMAXの最大のメリットは3年間利用時の合計料金が安い点です。
最安はBroad WiMAXですが、Broad WiMAXは毎月1,457円の有料オプション契約がキャンペーン適用の条件です。3年間利用した場合、オプションだけで5万円を超えます。
対してカシモWiMAXはオプション契約が不要で、手続きなしで自動的にキャンペーン(月額割引)を受けることができます。
また、カシモWiMAXの運営元であるMEモバイル(マーケットエンタープライズ)はマザーズに上場しており業績も良く、プロバイダの運営実績も十分あるため安心感があります。
デメリットとしては、3年契約な点でしょうか。UQ WiMAXや大手家電量販店の店舗で契約した際は2年契約です。
WiMAXは月によってキャンペーン内容が変わる事がありますので、カシモWiMAXの現在のキャンペーン内容等は公式サイトを確認してみて下さい。
\今ならキャンペーンで月額1,380円〜/
短期契約ならBIGLOBE
- 1年契約の自動更新なし
- キャッシュバック15,000円
- 契約月の月額料金が無料
料金表
初期費用 | 月額 | キャッシュバック | 契約期間 | 1年間の利用料金合計 | 1年以内の解約違約金 |
---|---|---|---|---|---|
3,000円 | 4,780円 | 15,000円 | 1年 | 45,360円 | 1,000円 |
※月額は3980円+端末料金800円の合計です。
BIGLOBEは1年契約ですので、短期間での乗り換えを考えている方には刺さります。
ただし、ルーター端末料金は24ヶ月の割賦払い(毎月800円が月額料金に上乗せ)のため、1年で解約してもルーター端末の残債9,600円(800円×12ヶ月)の支払が必要です。
端末代金の19,200円は実費でかかりますが、15,000円のキャッシュバックがあるため多少は相殺ができます。
2年間の利用料金もカシモWiMAXよりは高いですが、家電量販店の店舗やUQ WiMAXよりは安いです。
BIGLOBEに限らずWiMAX2のキャンペーン特典は月によって替わります。タイムリーなキャンペーン状況は公式サイトのキャンペーンページで確認してみて下さい。
家電量販店の店舗よりWEB契約の方が安くなるカラクリ
家電量販店の店舗での契約と、WEBでの契約を比べると、明らかにWEBの方が安くなっていますが、それはなぜなのでしょうか?
理由は契約までのコストにあります。家電量販店の店舗の場合は、WiMAXを契約するまでに、チラシを作成して広告を掲載し、スタッフを集めて教育し、人件費も支払っています。
その分の利益を確保できる月額設定や、キャンペーンの設定をする必要があるのです。またプロバイダによっては、契約が貰いにくいオプション等を、家電量販店の店舗が契約すると契約報酬を渡している場合があります。
家電量販店の店舗側は、特定のプロバイダやオプションの契約を勧めるので、必然的に料金が高くなる事も多いのです。
一方、WEB契約の場合は、ホームページをしっかりと作っておけば、家電量販店の店舗よりも人件費や広告費も掛からず、その費用をサービス向上やキャンペーンに充当できる仕組みになっています。
だから、WEB申し込みの方が家電量販店の店舗よりも、大幅に料金設定が安くなるという訳なのです。
基本的にはこういった仕組みですが、コストをサービス向上に充てるかどうかは、プロバイダ毎の判断によります。
どのプロバイダを選んでも、「速度」や「利用エリア」等は変わりませんが、「料金設定」と「キャンペーン内容」に違いがあるのは、各社の判断によるものです。利用される際は、しっかりキャンペーン内容等を検討した上で、契約すると良いでしょう。
WiMAXを契約する方法と特徴
家電量販店の店舗
WiMAXは20以上のプロバイダがありますが、家電量販店の店舗では、その内のいくつかを同じ窓口で契約することが可能です。WiMAXプロバイダのジャンパーを着たスタッフ等が在中している場合は、細かいシステムを聞くこともできるでしょう。
またヤマダ電機、エディオン、ビックカメラ等の大手家電量販店の店舗では、自社のWiMAXプロバイダを提供する事も増えてきました。
量販店側が売りたいプロバイダを進める傾向にあるので、接客して貰う際には注意も必要です。また、キャンペーンには細かい条件もあるので、しっかりと確認する事が大切です。
auショップ
全てのauショップで契約受付はしていない様ですが、auショップでWiMAXを契約することも可能です。料金は比較的利用しやすい設定になっている様ですが、キャンペーンはかなり弱いのが特徴。接客してくれるスタッフも、携帯販売メインのスタッフである為、あまり詳しくない場合も多いのが現実です。
各プロバイダの公式ホームページ
各プロバイダの公式ホームページから契約することも可能です。光回線などの固定回線に比べると、内容もシンプルで分かりやすいホームページも増えてきました。サービスの把握をする為には、数十分程度ホームページを閲覧すれば、理解できるでしょう。
新規キャンペーンや乗り換えキャンペーン等では、2万円〜3万円の高額なキャッシュバックを行っている場合も多いので、上手く利用すればお得に契約が可能です。では、家電量販店の店舗とWEBでの契約はどう違うのでしょう。家電量販店の店舗のメリットやデメリットを確認しながら、検証していきましょう。
家電量販店の店舗で契約するデメリット
キャンペーンのバックが弱い
家電量販店の店舗のキャンペーンは、実施していない場合もありますが、実施している場合は、1〜2万円程度です。現金キャッシュバックを行っている事は少なく、基本的には契約した家電量販店の店舗で利用できる商品券や、ポイント等が一般的です。
WiMAXプロバイダの公式ホームページからの契約だと、プロバイダによって異なりますが、約2万〜3万円程度の現金キャッシュバックや大幅な月額割引があります。キャッシュバックやキャンペーン内容で比べると、家電量販店の店舗の特典は弱いと言えます。
キャンペーン条件としてオプションが必要になる場合も
キャンペーンが行われている場合も、様々な条件が必要になる事が多いのもデメリットと言えます。WiMAXの場合であれば、特典の条件として、通常より月額料金の高いプランを契約する必要があったり、複数のオプションを契約する必要がある場合もあります。
また、提示されているキャンペーン金額にも注意が必要です。家電量販店の店舗の特典は、キャッシュバックの金額を大きく表示し、条件を細かく記載する傾向もあります。
WiMAXの月額が高額であったり、他の料金が知らず知らず請求される場合もあるので、金額だけでなく、条件を確認する事も大切です。
プロバイダを選びにくい
いくつかのプロバイダを取り扱っている為、比較しながら選びやすい特徴もありますが、全てのプロバイダが契約できる訳では無いので、注意が必要です。WiMAXのスタッフも、家電量販店の店舗の指示の下仕事していますので、勧められるまま契約すると、無駄な契約をしてしまう事もあるでしょう。
例えば家電量販店の店舗が独自で展開しているWiMAXプロバイダは、お店自体が売りたい商品であるケースが大半です。WiMAXは一般的に2〜3年契約となりますので、長い目で自分に合っているか判断する事が大切です。
故障や問い合わせ対応が面倒になる
家電量販店の店舗でWiMAX契約した場合は、故障や問合せが面倒になるのもデメリットと言えます。
契約から約2週間程度は、お店での問合せや故障対応を行う場合もありますが、それ以降は基本的に、家電量販店の店舗のサポートダイヤル等の対応になります。いざ故障してすぐ対応して欲しい場合に、サポートダイヤルに説明するのは、手間に感じる方もいるでしょう。
解約の方法もプロバイダ対応でなく、サポートへの連絡になる場合がほとんどです。WiMAXを契約後、解約手続きを行うのは、多くの方が2年から3年後ですが、その頃には家電量販店の店舗で契約していた事を忘れ、解約の手続き方法に困る方も居るかもしれません。
家電量販店の店舗で契約するメリット
契約後スグ利用できる
家電量販店の店舗での契約のメリットは、契約するプロバイダの端末在庫があれば、即日の利用ができる事です。通常WEBでの契約であれば、契約後の端末発送となる為、3日〜1週間程度の時間が必要ですが、家電量販店の店舗では即日利用できます。
選択するプロバイダの料金や、キャンペーン内容にも注意したい所ですが、仕事や出張などで、どうしても早く利用する必要がある場合はメリットとなるでしょう。在庫や事務処理上、即日の利用ができないケースもある様なので、ご注意くださいね。
WiMAXの事について聞くことができる
WEBから契約する場合は、ホームページを読み込む必要がありますが、家電量販店の店舗の場合は、直接問い合わせる事ができます。気になる点や、契約後の流れ、手続きなどを細かく聞く事ができるのはメリットと言えるでしょう。
注意点としては、学生アルバイトなどで接客しているスタッフも多い為、十分な知識が無かったり、誤った説明を受けてしまうと、後々面倒な事もあります。問い合わせる際は、十分に知識のあるスタッフに、対応をお願いすると良いでしょう。